神霊画『小さき神霊の最期』『不可侵領域』セット原画作品
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2023年2月制作。 黒インク、つけペン(丸ペン)を使用して描いたオリジナルlineartです。 『小さき神霊の最期』 新しき神霊の幼精を産む事に、彼女はその力と命全てを捧げます。 そうする事で土地の生命力が多少は増え、土地の存続に関わる大きな神霊の寿命を延ばす事が出来ます。 最期を看取る者がそばに居るので、彼女の心は穏やかです。 『不可侵領域』 どれだけ俺の方が腐ち滅びかけていたとしても、小さき者であるこの子の方が先に死んでしまう。 それも、我々の望まない者共に 力吸われ還元などなき状態で枯らされてゆくのだ。 忌々しい時代よ。 この子に軽々しく触れる者を俺は穢れと呼ぶ。 穢してたまるかと思う。 これは俺のものだ。 *** 大きな神霊の力が弱まり、その神霊の護る地が枯れゆこうとしています。 滅びの道しかこの先見えぬ状態です。 小さき神霊の女の子は、この地の大きな神霊に見守られ、愛され、育まれて育ってきました。 けれどもまだまだ幼く、滅びゆく大きな神霊の代わりを務める事はかないません。 それでも少しでも自分を愛し育ててくれた大きな神霊の役に立ちたくて、この地の役に立ちたくて、全身全霊を使ってこの地が少しでも長く生きられるように貢献しています。 命を削って大地に力を与え、大好きな大きな神霊の懐の元、消えてゆこうとしています。彼女に迷いはありません。 大きな神霊もまた、小さき神霊の彼女を深く愛していました。 己の力が失われて行く原因に対してと、小さき神霊の命を使わねばこの土地の護りを存続出来ない自分の不甲斐なさに大きく怒りを感じています。 せめて消え行く彼女の全てを、自分の懐にしまい込んで、彼女の高潔さを誰にも穢させないとしています。 そんな絵です。 1点ものの原画作品達です。 【大きさ・画材】 原画→約10cm×約14.8cm(葉書サイズ) 顔料インク(黒)・つけペン。 『不可侵領域』のみ、追加で薄墨使用。 【画像の素材利用について】 画像使用不可の作品です。 著作件は千世と黒クニに帰属します。 【そのほか】 原画のみのお届けです。 額装はご自身でよろしくお願いいたします。 どうしても額装してのお届けを希望される方は、ご購入の前にメッセージにてご相談下さいませ。 お値段は通販価格です。 イベント等での販売価格とは異なります。 写真の撮り方の関係で画像と実物の色合いが若干違う場合がございます。 お値段を付けて他の方へ譲渡する行為は、ご購入から1年後以降で可能です。 お値段を付けて他の方へ譲渡する際に起きるトラブルに関しまして当方は一切責任を負いません。 その他分からない事がございましたら、ご購入の前にメッセージ下さいませ。