スティール・ライフ短編集
Physical (worldwide shipping)
- 1,000 JPY
Physical (ship to Japan)
- 1,000 JPY
文庫本 164P SFアクション 作:久納一湖 カバーデザイン:ハルサカ様 収録 ・ファーストコンタクト ・ハードボイルドセレナーデ(書き下ろし) ・フクロウは迫り来る黄昏に飛び立つ ・余談ですが、彼について私はこう思う 【関連作品】 虚構のプリクエル https://teamhattari.booth.pm/items/5263043 あんしんBOOTHパックで匿名配送を利用します。
あらすじ
”近未来、メトロシティではAI産業の競争が激化し、オートマタ製造が普及したおかげで、人々の生活は格段に向上した。一方、オートマタを違法に製造し犯罪に利用する者も増えた中、伊野田はそれらを取り締まる機関「事務局」に所属していた。そして登録名:ウェティブという違法機と自身に思わぬ関係性があると知り、彼はオートマタ産業の重鎮である「笠原工業」と対立することになる。” 今回はより作品の魅力を伝えるため、短編集をつくりました。カクヨムに載せている番外編3エピソードと、本だけでしか読めない書き下ろしを収録しました。 イラストは、そのエピソードに寄せて描いてもらいました。
見どころ
普段は同行人に怒られてばかりの主人公が、いざオートマタとのバトルを開始すると、一気にかっこよくなるギャップが最高です。 登場人物たちが紆余曲折しながら連携していく様も、非常に良いです。この話にでてくる人たちは、ウダウダ言いながらやることはやるし、問題に直面しても「なんとかせねば」と動きます。 私的「かっこいいとは、こういうことさ」を詰め込んだアクション小説、ぜひ読んでみてほしいです。 2024/1に同シリーズの新しい本が出ます。
世界観
近未来的だけど、どこか退廃した都市メトロシティが主な舞台です。煌びやかなはずなのに、虚無的漂う街です。 本編だと海辺の観光都市や軍事的中立地帯に行ったりします。 短編集では荒地や田舎街が出てきます。地域ごとの格差が大きいです。 総じてハードボイルドな雰囲気が漂ってますが、重くなくどこかコミカルです。 人間とオートマタの境界に悩む主人公が、自分と同じ境遇で全く違う立場のオートマタと対立つしつつ、相棒や仕事仲間達と問題に立ち向かう話です。 キーワードはハードボイルド、サイバーパンク、絶妙な距離感、アクションなどです。