実装しながら学ぶRSA暗号
- 500 JPY
[本書は電子書籍です。紙での配送はありません。] 2023年5月20日(土)〜2023年6月4日(日)まで開催されている技術書典14で配布した新刊です。技術書典公式ページでも配布しています。 電子書籍版に関する不備、感想、質問など、問い合わせ先:electric.sheep.box [at mark] gmail.com
概要
本書では、公開鍵暗号、特にRSA暗号について、そのアイデアをPythonのシンプルな実装とともに解説します。 RSA暗号といえば、素因数分解が安全性の根拠というのは、広く知られていますが、では実際にどんなアルゴリズムなの?と聞かれた時に答えられるでしょうか? 本書では、Pythonを使って論文通りのRSA暗号を実装し、それがOpenSSLでも同様に動作することを確かめながら、暗号化・復号・署名・検証について、その背景にある数学的理論をなるべくわかりやすく理解できるようにしました。また、RSAに関するCTF問題を意識し、どういった条件が揃った場合に脆弱性が生じうるのか、それを防ぐためになぜパディングが必要なのか、実際にPoCを動かしながら学べるようにしました。
技術書典14配布場所
https://techbookfest.org/product/4785669073272832
目次
1. モジュロ演算 2. 公開鍵暗号 2.1 公開鍵暗号の基本的な概念 2.2 公開鍵暗号の用途 3. RSA暗号 3.1 鍵の生成 3.2 暗号化と復号 3.3 署名と検証 3.4 安全性の根拠 3.5 定義どおりのRSAを利用する場合の課題
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