文庫判(A6)/150ページ/2023/9/10
近代日本文学考察×ミステリシリーズ、短編集第二弾。
蛙の詩人・草野心平の詩に苦戦する倉知。村上は難解な詩ではないというのだが……。
一方、有栖は、現代詩の長女・茨木のり子の詩に挑む。奥田の課題をクリアすることはできるのか……?
わかりづらい詩とわかりすぎる詩。
それぞれが、自分らしい詩の読み方を模索する短編の二本立て!
夏の講義から3年後のシリーズ本編の後日譚になります。
各巻読み切り形式ですが、既刊の先読み推奨。
ミステリ度:★☆☆☆☆
残酷表現度:☆☆☆☆☆
文章の固さ:やわめ