抗えないほど、青くて蒼い
- 1,500 JPY
突如異世界からオメガバースの世界にやって来た夜翰(ヨハネ)は、ひょんなことから出逢った俳優・直生(なお)の実家である鈴木家に居候中の身。 甘いような苦いような、友情をほんの少しはみ出した微妙な距離感と何の変哲もない日々に、居心地の良さを感じていた夜翰だったが、ある日直生と直生の兄の葉(よう)が、夜翰をきっかけに家の中で大喧嘩をしてしまう。 「自分がいなければ、大切な人達にこんな思いをさせる事もなかった――」 罪悪感から鈴木家を飛び出した夜翰は、彼を探しに元の世界からやって来た同僚・唯人(ユイト)と偶然再会する。 故障した転移装置の修理が終わり次第、元の世界へ変える事を決意した夜翰の元へ、直生は何故かダンサーとしての仕事の依頼を持って現れて……!? 果たして、愛に迷う二人の関係性の行く末は。 形なき「愛」に、名付ける必要はあるのか。名前を付けるとしたら、その時そこに何が生まれるのか。 どこまでも青臭く突っ走る魂と魂の長編小説、ここに開幕。 本作は「セブンスコード」二次創作と一次創作の混合作品ではありますが、原作「セブンスコード」の要素はほとんど出てきません。(むしろ、原作寄りの二次創作をお求めの方には物足りないかと……) 極力どなた様でもお楽しみいただける作品になるよう、恋愛小説・音楽小説として手がけてきたので、お気軽に楽しんでいただけると嬉しいです。 ※こちらの商品は、Twitterで掲載していた「文披31題」と、著者Privatterにて掲載済の「文披31題」を収録し、全編を全年齢向けに改訂した、Web再掲・改訂版です。 (Privatter版は無料ですが相互フォロワーのみ限定公開、尚且つ一部R18シーンがあります。また、予告なく非公開になる可能性があります) ご了承の上お買い求めください。 注意事項 ※作中に直接的な描写はありませんが、この物語には近親同士の強い恋愛感情や肉体関係に基づく設定を含んでいます(登場人物紹介を参照)。故に、閲覧推奨年齢は15歳以上とさせてください。 ※「家族愛」の美化に嫌悪感を抱く方、いわゆる「ハーレムもの」や「複数愛」が苦手な方には、閲覧をお勧めしません。 ※各キャラの性自認や指向には多様性があるため、BL、GL、3Lなどの括りに分類する事が難しいです。広い意味での「恋愛もの」をお楽しみいただける方のみ、閲覧をお願いします。 ※本作にはアプリゲーム『セブンスコード』のキャラクターを含みますが、あくまで二次創作同人誌であり、原作とは一切関係ございません。ゲーム内のキャラクターが、他世界のキャラクターと恋愛する描写が含まれますので、苦手な方はお控えください。 2023.12.18追記 『セブンスコード』の規約ではありませんが、同会社のゲーム内の二次創作ガイドラインに「同人誌のPDFをインターネット上で有料販売」する事を禁止する旨の記載が確認されました。 本書は内容として、舞台がセブンスコードではなく、ブンスコの世界観やブンスコのキャラ同士の絡みがメインの話でもなく、尚且つブンスコのキャラは二人しか出て来ないという特殊なものではありますが、規約に抵触する事を想定して、データダウンロードでの頒布は取り下げさせて頂きます。 今後、紙で書籍化し通販を行う事があれば、このページからお知らせさせて頂きます。 なお、文庫版での仕様は、A6・411頁・約24万字の予定です。