CoCシナリオ「マスク・インクライム」【SPLL:E197765】
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■サンプルをpixivでも公開しています。 pixivのサンプルは内容がまばらですが、シナリオ内の山場となるシーンを中心に記載しております。雰囲気が気になる方はサンプルPDFと合わせてご確認ください。 ※シナリオ背景や本文の内容を記載しておりますのでPL希望の方は閲覧をご遠慮ください。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21490538 【PL概要】 ▽基本情報 舞台:現代日本 人数:タイマンまたは2PL 技能:必須技能はHOごとに記載。 事件を解決する為には<目星>、<図書館>、<追跡>などを実用的な数値(70%以上)で持っておくとよい。 ※タイマンで回すことも可能ではあるが、HOごとにソロシーンがあり、タイマンの場合はマスターシーン(PLが介入できないシーン)のようになるためお勧めしない。非推奨であるだけなので、タイマンで回すこと自体は可能。 戦闘:あり 発狂、不定の狂気に陥る可能性:あり ロストの可能性:あり ▽舞台となる街「珠菜市(たまな-し)」 大都会に隣接する都市。ベッドタウンとして多くの人が住んでいる。 ショッピングモールや大型の病院、その他行政施設などが整っており、住みやすい街。 住みやすい分、犯罪なども横行している。一重に治安がいいとは言い難い。 歴史的な一面もあり、明治時代からの街並みが残る街道が観光地として有名である。 そんな街だが、『とある殺人事件』の直近の事件現場となっている。 市民は怯えながら暮らしている。
■ハンドアウトについて
秘匿ハンドアウト:あり 事前導入:あり 内容に合うのなら探索者の新規・継続を問わない。 また、シナリオ本編の前にハンドアウトごとに事前導入が存在する。 事前導入も『ネタバレ』に含まれるので、シナリオ本編が開始した後にPL及びPCと共有すること。 タイマンで遊ぶ場合はPL側のハンドアウトのみを行う事。(勿論、ログとして残したいならKPC側も遊んでもよい) HO1、HO2に面識があってもよいし、一方的に知っていてもよい。 これらのハンドアウトは相対するものだが、『目の前の問題に対し、立場を超えて一時的な協力ができる』ことが望ましい。 シナリオ本編はHO1がHO2の現在の拠点に転がり込んだ(保護された)シーンから始まる。 ▼HO1:負傷した犯罪者 必須技能:<忍び歩き>または<隠れる>、<回避> 貴方は『とある理由』でシナリオ本編の舞台となる「珠菜市」にやってきた。 その最中に負傷し、貴方は命からがら逃げ出した。雨の降りしきる夜、貴方はHO2の姿を見つける。 ここで捕まれば先がないが、命の危険からは逃れられない。 貴方はHO2の滞在先に転がり込んだ。 見せ場:一人での探索、出目でロスト率が変わる ※HO1は少し動きにくく、かつ判定を必要とするものが多い。行動力を求められており、ひやひやとしたい人向けである。 得られる情報の一つ一つは決して繋がらない。故に、このシナリオの真相に近づきやすいだろう。 ▼HO2:事件を追う者 必須技能:<銃火器以外の戦闘技能> 貴方は『とある事件』を追ってシナリオ本編の舞台となる「珠菜市」にやってきた。 そのため、警視庁や県警の刑事課あるいは機動捜査隊などに所属するPCが望ましいが、殺人事件を追っている記者、探偵などでも構わない。 事件を追っている捜査チームとは縁があり、友好的な関係がある。(事件の解決に協力した、元警察官など) 中々事件の進展が見られない中、『とある事』に苛まれている。 貴方は雨の降る夜中に目が覚める――負傷したHO2を見つけ、保護するのだった。 見せ場:NPCとの会話、情報収集 ※HO2はしっかり情報を集め、事件やHO1のことを考えられる人向けだろう。 そしてこちらのハンドアウトの方が正義について悩むかもしれない。
■シナリオ本編に関する注意
このシナリオの醍醐味は、『犬猿/臨時の協力関係(バディ)を楽しむこと』『互いの違う立場から結論を出すこと』である。 このシナリオのメインとなる探索個所は街中である。 HO1犯罪者は街中では動きにくく、HO2警察官が主に情報収集を担当することになる。 代わりにHO1はHO2では手の届きにくい・正攻法では入れない場所などの探索を一人で行うことができる。少しスリリングな部分があるが、きちんと必須技能を取得していれば問題ないだろう。 ・探索への注意 このシナリオの探索では一部「時間制限」が発生する。 決められた時間内に特定の行動やイベントを起こさなければ、探索者はロストするだろう。 時間制限が苦手なPLは事前にKPに確認を取るとよい。 ・解釈への注意 HO1は犯罪者であるため問題ないかもしれませんが、HO2について「犯罪行為」を行う可能性があります。 この犯罪行為については本人が意思とは関係なく「殺人のほう助」「殺人」を行う、といったものとなります。 警察官が人殺すのがとにかく解釈違いだの正義感がどうのこうのだのといった風に 警察という職業に対し強い思い入れがある方は遊ぶことを避けた方が良いかもしれません。 ・終盤について シナリオ終盤では一つの選択を迫られることになる。 この選択についてはハンドアウトごとに出す結論が違うかもしれないし、葛藤することになるだろう。 逆にすぐに答えは出るかもしれない。何を選ぶかは探索者、そしてプレイヤーの自由である。 正解のない選択である為、PL及びPCでしっかり話し合いを行い、結論を出すこと。 このシナリオは当たり前の日常に隠された恐ろしい事実に対し、探索者自身の心身をすり減らした結果どのような判断をするのかに重きを置いています。 恐ろしい神話生物と出会い、その事実を知る中で探索者の常識は変化していくかもしれない。 真相を知った時に探索者は本来の価値観や判断力を貫くことができるのか、といった葛藤を楽しむ内容となっています。 そうした変化や葛藤が楽しめる人向けです。
■内容物について
・シナリオ本文(PDF,txt/約74000字) ・トレーラー画像 ・ココフォリア部屋素材 サンプルをpixivにて公開しています。 ※シナリオ背景や本文の内容を記載しておりますのでPL希望の方は閲覧をご遠慮ください。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21490538
【シナリオについて】
このシナリオはフィクションです。 登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。 6版基本ルールブック(以下基本)の他にマレウス・モンストロルム(以下MM)、キーパーコンパニオン(以下KC)を使用して作成しております。 6版基本ルールブックのみの所持でも回すことは可能です。 神格・神話生物、呪文に対し独自の解釈を行っています。 以下、背景やシナリオ本文などネタバレとなっております。 PL予定のある方は閲覧をお控えください。
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