2011年制作 油彩画 Ｆ6（41.0×31.7㎝） 2011年個展「食べる。」に出品した作品です。 真ん中の彼女は、あざとい女のつもりで描きました。 2人の男性を、意識しているのか、無意識なのか、そこはわかりませんが、自分ではその状態に酔っているところもあります。男性は二人とも自分が彼女にとっての一番であると信じています。 その後、この絵は樋口毅宏さんの小説「愛される資格」の文庫本表紙に採用していただきました。 もともと「日本のセックス」を読んで以来のファンではありましたが、まさか採用していただけるとは思ってもおらず、しかも「愛される資格」はまだ読んでもおらず、実は決まってから読みました。読んでから思ったのですが、自画自賛ではありますが、小説の内容と自分のこの絵がぴったりと合っているようで、大変驚きました。 樋口さんの作品にはちょっときつい？性的場面がありますが、それを踏まえても面白い作品ばかりですので、特にハードボイルド的なものが好きな方は大丈夫だと思います。そうでない方も、ちょっと体力は消耗しますが、十分満足いく小説ばかりです。 実はファンだといいながら、体力を消耗するのでなかなか全作品は読んでいないのですが、おすすめの小説家です。 ※樋口さんの小説のほうは、書店等でご購入お願いします。こちらでは買えません。