歌集『祝杯と鍵のなにもかも』
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私家版第一歌集『祝杯と鍵のなにもかも』 B6判/約180ページ/本体全面箔押し/透明ブックケース付き 新作約170首+既発表作約30首 ※受注生産のため発送は6月下旬を予定しております。 本体は全面箔で印刷されており、透明なブックケースに鯨がプリントされています。(サムネイルはケースに入った状態のイメージ画像です) 【自選5首】 神様はまぶたを持たず、魂の群れを涙で洗い流した (真砂の塔) 花束の輪ゴムを外すキッチンでひとは命をゲイジュツにする (焼きたてのクロワッサンを頼むご身分) 運命のようにふたつの親指はなんども本のページで出会う (同上) 油絵の凹凸を見るひとびとの首の角度で話し合いたい (花風) 「し」と打って詩と出てしまう変換が屋上にとってN極でしたね (夜行性ブルーノート)