いっそ、消えてしまえたら。そう思っていた雫の前に現れたのは桃色のふわふわの毛をした1匹の猫だった。『愛莉』と名乗る猫、もとい神様と過ごしていくうちに雫の中で、外で、様々なものたちが変わっていく。誰かに与えられた自分ではなく、ありのままの自分を。そして、この先もずっと、誰よりも特別な貴女と共に。ミイの毎日更新の『長靴をはいた猫』シリーズを単行本化。４本の書き下ろしを含め、お話を１００遍収録。どうか今日も、誰かの大切であるあなたに、幸せが訪れますように。 Twitterにて投稿していた作品をまとめたものです。 今回も表紙はたにしさんに描いていただきました。本当にすてきな表紙をありがとうございます。そしてなんと、扉絵まで引き受けていただきました。本の内容は読まなくてもいいので、ぜひそのイラストは見ていただきたいです･･････！！各章最初のページにありますのでぜひご覧ください。そのついでにでも、一緒にお話を楽しんでいただけると幸いです。 このデータは紙の本ありきで作っていますので電子データどしては見づらい部分もあるかと思いますが、あらかじめご了承ください。 このたびはこのページまでたどり着き、こんな所まで読んでいただき、誠にありがとうございました。心より感謝し申し上げます。 ・A6文庫本サイズ ・本文540ページ