『神聖王国』の異名を持つフエナシエラに隣国のサヴォが突如として侵攻し、王都ラベナは陥落した。
辺境のアルタ村育ちの青年バルは、訪れていた街でその事実を知り、急ぎ村へととって返す。
その頃、処刑されたフエナシエラ王の嫡子カルロスは、筆頭騎士ホセと共に追っ手から逃れ、父王のある遺言に従い辺境の地アルタへと向かっていた。
そんな両者が出会うことで、歴史は静かに動き出す。
果たして誰がサヴォの手を引いたのか。
そして、その目的は一体何だったのか。
西欧中世風宮廷ファンタジー。
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