私とアコの四畳半戦記
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6/29(土)開催「Sanctum Archive chapter.5」にて頒布した先生×天雨アコ全年齢小説本「私とアコの四畳半戦記」です。 表紙絵は回夕魚(https://www.pixiv.net/users/67482231)様に描いていただきました! A6(文庫サイズ/カバー付)、100ページ、挿絵3枚です。 ーーー シャーレをやめた先生×成人済みアコとの全年齢小説本です。 --- かつて、超巨大学園都市『キヴォトス』で『先生』と呼ばれていた人物がいた。 連邦生徒会の象徴たる純白のジャケットを翻し、そこに暮らすあらゆる生徒たちのために身を粉にして働いていた彼。今や、その面影はどこにもなかった。 キヴォトスとの境界にあるボロアパート。四畳半の狭い部屋が、今の彼の棲み家であった。都落ちしたうらぶれ者。万年床の上にいて日がな一日煙草をふかすだけの生活。 キヴォトスから逃げ、縋りつくように生きてきた彼の前に、また嵐が訪れようとしていた。 「先生、ようやく見つけましたよ」 そう言い放ち、彼の前に現れたのは元ゲヘナ学園所属、風紀委員会の行政官──天雨アコだった。 死んだように生きていた彼と、そんな彼を探し続けていた彼女。歪な形で始まった二人のあいまいな関係は──彼らの人生を大きく変える契機となるのだった。
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