潮騒に連れてSPLL:E194157
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【CoC6版向き】潮騒に連れて 概要 二泊三日の夏休みを利用して、田舎に帰省する予定の探索者のもとに1枚の絵ハガキが届く。不気味に揺れ動く波を模した先、探索者の友人であるKPCが水遊びをしていた。差出人不明とは程遠いそれに映る友人の顔が憔悴して見えるのは気のせいであってほしい、そう思いながら急ぐ気はないもののどこか焦りを感じながら支度を進めるのであった。 推奨人数:1人~管理可能な人数+KPC(KPCはPLのPCでも可) 推奨技能:図書館、目星、水泳、戦闘技能 準推奨技能:聞き耳 シナリオ背景:現代 ロスト率:海に消えるモノはあるだろう シナリオの原型が消えなければ改変自由 【導入】 夏の夜。 熱気を海風が攫って、潮の香りと日没に焦れた星の隙間を縫って月が海上に凪いだ道を作る。満月の夜は明るいが、手元に懐中電灯を持たない探索者はスマホのライトで足元を照らすだろう。 夜の海は危ない。そう知っていても波のさざめく音と夕景の残り香が誘う水面に吸い寄せられて、探索者の足を濡れた砂を踏みしめていく。 帰省2日目。吸い寄せられるように夜の街へと繰り出した。