永い後日談のネクロニカペアシナリオ集『Dear』
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このシナリオ集は、2人で行ける、所謂HOという制限があるシナリオを5本集めたものです。 話によっては互いのわからない形で記憶のカケラや情報を渡すことになりますので、苦手な方はご注意ください。 今回は霧兎 凪様(@kiriusagi_ngs)にシナリオを1本寄稿いただきました。 2人きりの世界、良い後日談を…。
■内容物
シナリオPDF(まとめたもの+5話) シナリオテキスト各種 シナリオトレーラー画像
1.銀河鉄道と最期の夜
目が覚めれば、宇宙にいた。正確には、宇宙を飛ぶ、電車の椅子に腰かけていた。 正面には、君の親友が座っている。 ふと頭に浮かぶのは宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』。 記憶がほとんどない中、話の内容はなんとなく覚えていた。 なら、どちらがジョバンニで、どちらがカムパネルラなのだろうか?
2.一番遠くて近い君
“幸福と不幸とは、ともに心にあり” デモクリトス「倫理学」 とある後日談、出会ったのは二人の少女だった。 自分の記憶がほとんどない中、唯一覚えているのは、自分が幸せ、不幸せだったこと。 正反対な記憶を持つ少女らは、互いを見て、どのような感情を抱くのだろうか?
3.私の×した××へ
最終戦争前、多くの兵器が戦争のために開発された。 君もその一人、研究者だった。そして、君はその被検体だった。 しかし、戦争は終わった。核によって世界が滅んでしまった。 終わった世界、未だ動き続ける研究所や工場も多い。そして、君たちもその研究所で目覚めた。 ガラス越しにもう一人に手を伸ばす。君の愛した被検体、君の愛した研究者だ。 君たちは記憶を取り戻すため、施設を探索してみることにした。
4.終幕の歌
「一緒に、死んでよ。」 貴女のネクロマンサーは唐突にそう告げる。 どうしてかと問えば、「飽きた。」と変わらぬ顔でいうのだ。 いくつもの舞台を作り上げ、飽きては壊してを繰り返した彼女は、いつしか繰り返すことにすら飽きてしまったのだ。 貴女は、そんな彼女の最期を共にする相手として選ばれた。 「最後にカケラを見にいこうか。」 貴女たち2人は思い出の場所を巡りに逝くこととなる。
5.バケモノと少女
バケモノは少女に出会ったから、そこに希望が生まれた。 少女はバケモノに出会ったから、そこに感情が生まれた。