【慈悲なきアイオニア】『とびら谷』私掠部隊の調査、排除依頼
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〇プリプレイ情報 プレイ時間:5~8時間想定 プレイ人数:2~3人想定(GM裁量により4人可、GMもPCによる参加が可能) PL難易度 :中(多種多様な選択肢の中から、依頼達成を目指す) GM難易度 :高(GM裁量による) 推奨技能 :戦闘技能、屋外と屋内の探索に役立つ技能 (様々な傭兵NPCが味方として共に冒険するため、自由な技能選択で参加可能) (戦闘が想定されているが、PCの立ち回り次第で回避出来る戦闘も存在する) 注意点 :本シナリオは過激な暴力シーンが含まれる可能性があります。そのようなシーンが苦手な方は、事前にGMと相談して下さい - 〇改変・ネタバレについて ・本作の内容改変はGM裁量で自由に行ってください。 ・本作の内容や感想を公開する場合、自由に行って構いません。ネタバレへの配慮は不要です。 〇本シナリオを遊ぶ上での注意点 ・本シナリオ内はフィクションです。 登場する人物や団体はすべて架空のものです。そして、思想、主義を批判するために制作したものではありません。 ・本シナリオ内の文章の改変は自由に行うことが出来ます。GMやPLが不快に感じる表現があった場合、該当表現を削除・変更することを優先してください。
〇シナリオ事前情報
依頼内容:『とびら谷』私掠部隊の調査、排除依頼 ウルズ古王国とラウステン王国の交易路であった『とびら谷』にて、略奪を被った両国の主要な商業ギルドから、連名により『とびら谷にて略奪を行っている山賊の排除』を依頼された。更に、ラウステン王国から『とびら谷の山賊の拠点を調査せよ』と、拠点の位置情報と共に依頼を受けている。 その為、当傭兵ギルドは複数名の傭兵を派遣し、『とびら谷』に住まう山賊拠点の調査と排除を計画するに至った。当該地区の領主との交渉も済ませてあり、作戦拠点として砦の使用許可も認可されている。(詳細は、当依頼を遂行する者にのみ共有) 志あるものは、当依頼を受ける旨を受付に申し出ること。 複数回の戦闘が行われるのは必然、賊との実戦経験があれば尚良し。屋外での偵察や山賊拠点内の探索、罠や鍵の取り扱いに長けた者も優先されるが、専門職としてのNPCは参加済みのため、PCは自由な能力で参加すること。当依頼の危険性を鑑みた当該地区領主により、『当該地区内の魔術、呪術の使用禁止令を、任務期間中免除する』と仰せである。魔術師や聖職者、呪術師の参加も歓迎である。 本シナリオの所要プレイ時間は5~8時間前後、PC参加人数は2~3人を想定しているがGM裁量である。当依頼は専門職を持つNPCを含めて複数人による作戦行動を想定しているため、それぞれの状況に合わせて指揮を執る事が出来る経験豊富な傭兵、または冒険者が望ましい。 スリーズ帝国と山賊が密接な関係にあるとの噂もあるため、帝国側による当依頼の妨害も視野に入れておくべきである。関係者はウルズ・ラウステン同盟国として、何としても噂の糸口を掴みたいとの仰せだ。ウルズ古王国の未来のため、諸君らの武運を祈る! (掲示板に『帝国に屈するな!』という落書きがあるのを見つけた)
〇とびら谷の事前情報
グレイベル東方、ソールス川とグリス川の合流地点にある谷、あるいはその周辺地域のことを指す。グラバク山脈と白壁山脈に挟まれてできた谷で、弧を描くような白壁山脈の形状から名付けられたとされる。 ラウステン・ウルズ・スリーズの三カ国の国境が接する、グレイベルでも特に緊迫した土地である。(公式ルールブック, Page 143. を参照されたし)
〇シナリオ説明(ネタバレ無し)
・舞台背景 ウルズ古王国・ラウステン王国同盟側の依頼として、とびら谷の山賊を偵察・排除を目的とした依頼を遂行することになります。その為、スリーズ帝国側のPCの参加はGMとの擦り合わせが必要ですが、GM裁量です。 ・ランダム要素とPL選択(探索・報酬について) 道中、ダイス目によって決定される『トラブル』が多数用意されています。『トラブル』をクリアすると、主に経験点が報酬として渡されます。 『トラブル』に挑戦するかどうか、ある程度PLが決定できます。たくさんの『トラブル』を攻略して経験点を増やすことも出来ますし、冒険者たちの状況を考慮して『トラブル』から逃れる選択肢を選択する戦略も存在します。