中央ライナーにはもう乗れない【第二版】
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※注意:【BLではございません】男性視点の恋愛小説です。 カバー用紙:ミランダスノーホワイト80kg 表紙:色上質紙 超厚口 びわ 本文紙:淡クリームキンマリ72.5kg サイズ:A6・文庫/126頁(本文)
おじさんロッカーとアイドルの卵の壊れそうな繊細でピュアな恋物語
45歳になった西崎快は秋葉原の楽器店でボイトレ講師をやっている。 20年前には一世風靡したロックバンドのボーカリストだった。 天から授かった洗練された歌声と彫刻のように美しい顔面を持ちながらもそんな自分で自分を否定して生きていた。そんな西崎快はボイトレのレッスンでひとりのアイドルの卵・溝端澪と出会う。 容姿端麗で地下アイドルにしておくのはもったいない逸材。しかしアイドルとしてセンターで歌うには少々独特の声質の持ち主だ。 なぜアイドルになりたいのか尋ねると「生まれた時には居なかった父親を探すため」だという。 西崎は澪の父親を知っていた。それは世界的音楽家の棚川蓮だった。 彼と西崎は旧知の仲。西崎は違法な雀荘でバイトしながら父親を探すために奮闘する澪に惹かれつつも、過去に自分が犯した女性との事件のトラウマを心に抱え、関係を進めることができない。 ある日、行きつけのレコード屋で澪とばったり会い、彼女と同棲することに!? 現役を突っ走る澪の父親、棚川蓮への嫉妬や過去のトラウマと複雑に絡み合う西崎快の苦悩。 人はいくつになっても、人を求めてしまう。 アイドルの卵とおじさんロッカーの壊れそうな"繊細×年の差"ラブストーリー。