2025年 飴田3時 個展「ときめ忌」より 「ここにヒトのときめきを喰う龍神がいる。」から生まれた「ときめき」の青がロングスリーブになりました。 XXLサイズのみ。／モデル(私)168cm バックプリントは共通ですが、循環の象徴である血管の模様は1つ1つ全て手描きでペイントしています。 洗濯可能な絵の具ですので安心して着用できます。 ときめ忌、プロローグ ときめいた感情に罪悪感を覚えたことはあるか？それは不純で苦しい。捨てたいとさえ思う。素敵だと思った事を否定する自分がいる。その自分を無視しないでみる。あの日欲しかった服、文房具、ゲーム、優しくされた記憶。それを願った時、欲した時に出る弊害を気にする自分。お金が無いなとか、迷惑かなとか、手に入らないとか。でも実際は、ときめくだけは自由。素敵な事を素敵だと思った事は事実で、認めなければならない。それに付随する不純物がある限り、ときめきは瞬間的に腐敗する。なんて残念なことだろう。それは呪いになる。 ここにヒトのときめきを喰う龍神がいる。 呪いになった時、人は狂う。ときめきが腐敗する時はそれを放置した時だ。ときめきや欲望は手に入った時にだけ消化されるものでは無い。ときめいた自分を見つめ整えると見えてくる。 その感情から起こす行動にあなたが現れる。 ときめきを喰う龍神になりなさい。咀嚼し味わってみる。ときめいた感情を腐らせずどう処理するか考える。大切にする。それがこの龍神の使命である。それから見えてくるものは、目標や感情の保存方法。別に、ときめいた事をそのままにして置いても良い。感情は菌。それに付随する感情は今すぐに処理して切り離し、真空パックに入れて密封し心に飾って時々眺める事も“ときめきを喰う“ことになる。 ときめきを腐らせる前に喰らい昇華する循環を掲げ、ここに記す。 飴田3時