【シノビガミ】濁生
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忍術バトルRPGシノビガミ 「濁生」 タイプ|特殊型 リミット|3サイクル プレイヤー人数|3人 背景 1955年11月15日。PC①とPC②が過ごす集落「鎮目村」で、5年に1度行われる祭事「鎮目の儀」の当日。その朝は、悲鳴から始まった。 西織家の当主である西織将司が、儀式の準備中に亡くなったのである。それも、他殺であった。 村に蔓延る疑心暗鬼、対立。その中で、儀式を進めねばならない西織家次期当主のPC①と、東条家当主のPC②。それから、突然現れた余所者であるPC③。 いくつもの思惑が交錯する中、深淵の中で悍ましきものが目を覚ます。 内容物 シナリオ本編PDF 1 専用BGM 1 テキストファイル 2 立ち絵 6 HOアイコン 3 タイトルロゴ 1 本作は、「河嶋陶一郎」「冒険企画局」「新紀元社」が権利を有する『忍術バトルRPGシノビガミ』の二次創作です。 (C)河嶋陶一郎/冒険企画局/新紀元社
世界観補完資料
鎮目村という集落がある。この村は、「西織家」と「東条家」という一族によって構成されているのだが、この両家の間では過去に何度か大きな諍いがあったがために、その因縁によって村内では分断が発生している。 しかし、そんな彼らも5年に一度行われる祭事、「鎮目の儀」においてはそのような因縁は胸の内に秘め、手を取り合い、粛々と儀式を進める。 この儀式は、両家の当主が執り行う秘儀と、成人した村の男女が鎮目池の水を手に掬い、共に目を洗いあうという洗礼を行うことで、生涯の伴侶としての誓いを行う(※1)2つの側面があり、この儀礼をもって村の繁栄と、洗礼を受けた村人の無病息災を祈るものであるという。 この儀式以外で婚姻を結ぶことはご法度であり、まれに自由恋愛の末にこの儀式を行わずに、村から出て婚姻を結んだ男女もいるが、彼らは「祟目」と呼ばれ(※2)、再度村に足を踏み入れようものならば、殺害され、鎮目池の前にある祠へ捧げられてきた。 彼らはフィールドワークに来た私には、親切に接してくれたが、村を歩いている最中、常に監視されているような感覚と共に、ぬるりとした殺気さえも感じ取ることができた。やはり、シノビの集落とだけあって、侮ることはできない。よそ者である以上、ある程度はわきまえて動くべきだろう。少なくとも、彼らに心を開いてもらうまでは。 もう一度、次の「鎮目の儀」の時に訪れよう。その時には、もっと心を開いてもらえるといいのだが。 1930年11月28日 ある私立御斎学園上忍が作成した論文より抜粋(2025年現代語訳)。 ※1 婚姻を結ぶ相手は、その人物が所属するイエの当主が決定する。 ※2 不浄であり、周囲に害をもたらすとされている。
シナリオの利用について
自由に回してください。卓の雰囲気に合わせて改変して頂いても構いません。 リプレイの作成もご自由にどうぞ。その際、付属のイラストとBGMを利用して頂いても構いません。