ローカル線の車窓からしか得られない栄養素がある
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ローカル線の車窓に広がる景色は、日常では感じられない感情を呼び起こす。そこには、心を満たす栄養素がある。本書は、筆者がローカル線の車窓から撮影した18枚の写真を1冊にまとめたものである。どの風景も、独特の表情で心にそっと語りかける。雪に輝く信濃川、美祢線の線路に架かる水路、食品サンプルを乗せて進む気動車、伊予灘に落ちる夕日の光。特別な名所ではない。ただの車窓の景色だ。それでも、その素朴さが心を軽くする。九州の山間を抜ける単行列車、関西の田園を走る列車、北陸の海辺の線路。全国を旅し、カメラを手に収めた瞬間である。28ページ、A5サイズの小さな本だ。家で静かにページをめくるひとときに、この本は寄り添う。列車の音、窓の冷たさ、遠くの町の空気を思い出しながら読んでほしい。知らない土地の風景が、心に穏やかな安らぎを届ける。巻末には撮影した路線名をまとめた。そこから、新しい旅の物語が始まるだろう。
仕様
2025/05/18 初版発行 文学フリマ東京40 A5 サイズ28ページ、フルカラー
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