タイトル：泡になった君と、消えない僕の声 彼女は泡になったの続編となります。 ―泡のように消えた少女が、もう一度、声をくれた夜― 「また、会えるかもしれない」 あの夜から1年、彼はずっと海辺に立ち続けていた。 そして現れたのは、“うた”じゃない少女――だけど、彼女は“うた”の記憶を持っていた。 忘れられたいと願った少女と、忘れたくないと願う少年。 泡の記憶が、静かに交差していく。 1作目「彼女は泡になった」読後必読の、切ない再会と希望の続編。