書籍|文庫判(A6)、150ページ 何らかの診断をもらって楽になりたい私を、心療内科の主治医は淡々と否定する。思わず私は尋ねた。 「では私は、ただ考えすぎなだけなんですかね？」 神経質で自己犠牲的、何事も考えすぎてしまう著者が、はてなブログに2020年秋から記したもののなかから選んだ記事をエッセイ仕立てに再編した日記本。 【目次】 「はじめに」に代えて 　三十歳までに退職しようと決めた 　初めての心療内科編 　その人の眼鏡で見る世界 　すべてを考えすぎていますが、元気です 　人生に伏線を張る 　ハードモード・フェイス 　各駅停車のS 　血は争えない的なあれ 　三十路迷宮 　ネットの人に会うこと 　こちら視界良好 　道の境界 　セルフケアを持て囃すなよ 　大きな血迷い 　呪い、あります 　他人の雑感 　ふたりだけで結婚式をした 　音楽の神様（※名古屋近辺で目撃） 　「大切なお知らせ」考 　夢の城は中古 　あとがき