エッダを題材にしたオリジナル創作です。 サイトに全文掲載しているものの書籍版です。奥付記載のIDとパスワードで、サイトから電子書籍版もダウンロードできます。 サイト:http://no19465.web.fc2.com/north/edda/index.html (当然ですが、サイト版は無料で結末まで全て読めます。 サイト版から改稿しています。二枚目の画像の色がついた部分が改稿場所です。 書籍用のおまけとして、おすすめの北欧神話関連書籍紹介ページが追加されています。)
こんなお話です:
父親であるオーディンによって突然盲目にされてしまったホズ。原因は「ホズがバルドルを殺す」と予言されたため。おまけにホズの兄であるバルドルの死は世界の終焉の始まりになるという。 予言を受けたものはホズだけではなかった。 「世界を破滅させる怪物を産む」と予言されたアングルボダと、その子供である狼、蛇、半死人の三つ子の兄妹。 「世界を滅ぼす」と予言され「閉ざす者」と名付けられたロキ。 予言に対する態度は様々。淡々と受け入れるホズ、なんとかあらがおうとするオーディン。目を背け続けるアングルボダ、予言の通りにしか生きられないことに悩むロキ。そして、予言など気にせず「今があれば幸せ」と言い切るシギュン。 果たして、予言は変えられるのか? 変えられないなら、どう向き合うのが正解なのか? なんだか面白そうと思ったら、ぜひ読んでください! 損はさせません。