【CoC 6版&7版】狂人論 逆さ山編【クトゥルフ神話TRPG】
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クトゥルフ神話TRPG 6版&7版 対応 大正シナリオ「狂人論 逆さ山」 ※キャンペーン狂人論の第二幕 第一幕:https://hagetopus.booth.pm/items/3390909 2025/5/28 シナリオ公開。 プレイ人数:探偵×医者 2PL ジャンル :エログロナンセンスサイエンスフィクション民俗サイコホラークローズドタウン プレイ時間:オンセ4~5時間、テキセ12時間 Twitter :#逆さ山 ――――――――――――― 三河サツキのカルテから、正木教授が「上位者」と呼ばれる存在に関する研究を行っていたことが判明した。 だが、その真意や探索者に施された脳手術の詳細は依然として不明である。 帝都大学医学部長・若林の指示のもと、探索者はさらなるカルテを回収するため、新潟県五頭山の麓に向かう。 ――――――――――――― 「あー、サツキくん」 白い霧が立ち込める細い細い畑の畦道で、白衣の男は足を止めた。 その身長は150センチくらいと小柄で、眼鏡をしており、顔には妙なにたにた笑いを浮かべ、そう言った。 「残念だが、今回はここで引き返すことにしよう」 「吾輩の見立るところ、いくら君とは言えあれは少々手に余る…何、そう気を落とすこともない。時に質より量がまさるというだけだ」 「ああ、それにほら…彼らもいるわけだし、駄目は元々となるが、ここは一つ、漁夫の利と言うものを期待しよう」 ぐるりと、男は顔の向きを虚空に変えた。 目を細め、見えない何かを見えているような素振りだった。 「では君たち。気を付けたまえよ。あれはまさしく狂人のアーキタイプ、その末路に他ならない。即ち——」 『逆さ山』
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