
DevOpsとは、開発・運用といった職能の垣根を越えて協働し、ユーザーに継続的に価値を届けることを目的とする考え方です。 本書は、その思想に照らして著者が受託開発の現場で直面してきた課題を振り返り、チーム構造や契約形態がもたらす“分断”を再解釈したエッセイです。 過去の経験を通じて、働くことに対するオーナーシップをいかに取り戻していくかを探ります。 目次 1章 DevOpsに対する私的解釈 2章 SES案件での分断 3章 契約の関係がもたらす分断 4章 業務と開発との分断 5章 チーム設計がもたらす分断 6章 属人性がもたらす分断 7章 要求とソースコードの分断 8章 理想と現実の分断 おわりに 今だからわかること