どろどろの体はいつか蝶になる。 【あらすじ】 何らかの理由で入院をすることになった共鳴者たちは、病室で眠ったはずが不思議な一軒家で目が覚める。状況を調べているうちに、ふと共鳴者はこう思った。「隣にいる共鳴者のことが好きだ」と。塗り替えられる思いが小さな一軒家を満たしていく。やがて共鳴者たちは脱出の手立てが見つかるまでこの家で暮らすことにした。 【概要】 システム：エモクロアTRPG準拠 形式：新規継続・コンバート不問 人数：1人+DPC or 2人 舞台：一軒家クローズド 推奨技能：なし 時間：ボイセ2～4時間程度 ロスト率：低 備考：共鳴者は導入で入院する。入院ができれば国・時代不問 備考2：感情、行動の誘導・指定が大部分を占める 【共通HO】 共鳴者は、なぜか互いを「恋人同士である」と認識している。 【どんなシナリオ？】 見知らぬ一軒家で暮らしながら、共鳴者同士で恋人らしい生活をするシナリオ。 シナリオから必ず恋人ロールプレイを指定するため、そういったロールプレイができない、共鳴者に合わないという場合は、このシナリオをプレイするべきではない。 【注意】 ディーラーに描写の多くを託しているシナリオである。ゆえに、多くの準備やセッション中のアドリブを要するだろう。 また、プレイヤーにもアドリブへの対応や、行動・共鳴者への感情の制限を求める場面が多い。キャラクターのロールプレイに慣れたプレイヤーかつ、いわゆる「うちよそ」が得意なプレイヤーがシナリオをプレイするべきだ。 本シナリオのコンセプトは「恋人ではない共鳴者2人の、恋人ごっこ」である。本シナリオにおいて、これが曲がることはない。初対面の共鳴者であろうが、犬猿関係であろうが、必ずそのようになる。「自分の共鳴者は【共通HO】のような誤認をしない」という場合、シナリオのプレイが難しいため、キャラクターシートを変更するか、セッションの中断を行うべきである。 更に、シナリオ中共鳴者の2人きりの時間が続くため、R-18に抵触する描写を行いたい場合もあるかもしれない。シナリオ上、行うことは制限されないが、その後の共鳴者たちの関係性についてシナリオは責任を持たないこと、セッションに参加するすべての人間が未成年でないことを確認し、全員の同意の上で描写しなければならないことを留意してほしい。 【略称】 「朝サリ」 【参考】 エモクロアTRPG基本ルール 【添付物】 pdf/txt　本文データ（本文14000字/23ページ） トレーラー　5枚