【ともあれ、あの虫に謝らなければ】
目覚めると、見知らぬ館に閉じ込められていた俺、志智条(しちじょう)は、館の中で雨音(あまおと)と名乗る美しい男に出会う。
不思議な現象に巻き込まれながら、雨音とともに館の秘密に迫っていくが、それは同時に志智条のこれからの人生を問われることでもあった。
…………静かな洋館で命に向き合い、やがて来る明日を待つ、奇妙な出会いの物語。
*約2.3万字/23頁/あとがきなし
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【解説】
2020年に作成した、「ともあれ、あの虫に謝らなければ」という無償CoCシナリオ(既に非公開)の小説版。
今後回す予定はありません。