四神縁斬鬼~Rift in relationship
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ある日の夏の日の事―――― 四方界が昼夜共に静寂に包まれる日々が続いていた。 百鬼夜行ならぬ妖怪たちの活動の姿でさえ 見かけない日々が続いており、 これは異変だと感じた頃にはもう遅かった。 なんと外に出て見ると正しく”静寂”そのもの。 「おかしい。 アリスの気配すら感じないのもこれも偶然じゃなさそうだ。」 翠香の相方であり次元の中にいつも在住している アリスでさえいつの間にかどこかへ消えた感覚が 彼女にはあったようだ。 一方時間音事務所では―――― 「それにしても、おかしいですね。 我々妖怪が自然治癒力が人間クラスなんて……」 「ん!確かにそうだ……!! これは四方界のどこかで何かが起こってるにすぎん!!」 「もっと言うと、 この頃新聞が発行されてなくてもクレームは一切来ないですし お姉ちゃんも含め、この事務所に所属している人妖がサボり気味ですし 四方界全体的に時が止まったかのように 活動という活動が見られないんです。気配すら感じませんよ。」 「引き籠もりでも少しは妖力つけたか。」 「数千年以上も生きていれば自然と身につきますよ嫌でも。 ……でも私はここに残っていた方がいいかもしれません。 班長、お願いできますか?」 「細白に言われなくても自分から行くさ、 というか僕が出向くしか無かろう。 微かに感じるんだよ……怪しい場所が。」 「決まりですね。 では、いってらっしゃいませ。……班長。」 翠香は静まり返った四方界の中に異変があると考え、 チャイムは自分の勘に基づいてある特定の場所が怪しいと考え、 それぞれ同じ場所へ向かうのだった―――― 注意事項:リア充は自己責任で見てね。 ・Spec・ サイズ:A5 綴じ方:無線綴じ PP加工:表紙加工なし ページ数:108ページ(本文104ページ) この商品はpixivFACTORYの同人誌印刷サービス ( https://factory.pixiv.net/books )で印刷・製本されます。

