『あの夏』
開け放した窓が描く
あの夏の日 君の匂い
言えなかった別れの言葉
あの夏の日 君はいない
おはようと 変わらない日々 逸る鼓動
さよならと 季節進める 冷たい風に
別れが全てを連れ去って足跡は一つに
陽炎から駆けるあの音はもう
もしも会えるなら傷ついて消えてしまいたい
ここから見える空が憎くて
温い風が頬を撫でる
思い出しては君の手を取るよ
別れが全てを連れ去って足跡は一つに
陽炎から駆けるあの音はもう
もしも叶うなら君を忘れてしまいたい
ここから見える空が憎くて
あぁ消えることのない痛みよ