【かぎろい 詞香 秋霞(あきがすみ)】
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【香りの物語】 秋色になり始めた草木を揺らす風のように、ベルガモットやネロリの涼しげな緑が流れるトップ。 ミドルにそっと顔を覗かせるは、アイリスやリリーオブザバレーの、あの日の笑顔の面影のように淡くほのかで、確かな甘さ。 ラストはオークモスやサンダルウッドの、秋の涼しく淋しげな情景を、フローラルノートとムスクの夕映えが橙色に照らすーー 【香料組成】 トップ:ベルガモット、レモン、ネロリ、アルデヒド、コリアンダー、グリーンノート ミドル:ジャスミン、ローズ、イランイラン、ヒヤシンス、アイリス、リリーオブザバレー ラスト:サンダルウッド、ベチバー、ムスク、アンバー、オークモス 【詩】 在りし日の 笑みし面影 なかりせば 何物もてか 命継がまし 秋霞 明らけずとも 夕映えに さやく面影 しじま破りて "あの日の笑顔の面影が胸になければ、 私は何を支えに命をつないで来られただろうか 秋の霞が先を閉ざしても、夕映えに浮かぶその面影が、私を照らし、静寂を祓う" 【言のあしあと】 ・秋霞(あきがすみ) …秋にたなびく霞。遠景や視界を白く柔らかく覆い隠す様子から、先行きの不透明さや心の迷いの比喩としても詠まれた。 ・面影(おもかげ) …古くから「顔立ちや姿」「情景や情緒」を表し、人の記憶や余情などを心に浮かべるときに用いられてきた。古語から現代語までほぼ意味を変えずに受け継がれてきた稀有な語。 ・しじま …物音ひとつしない深い静けさ。張りつめた沈黙。深い無音。「夜のしじま」など沈黙を詩的に描くときにも用いられる。面影と同じく、古語から現代語までほぼ意味を変えずに受け継がれてきた稀有な語。 【ひとしずくの小瓶】 この小さな器に満たされたのは、 幾度もの調香によって込められた、儚くも寄り添う確かな香り。 夕映えに浮かぶ笑顔の面影のような、消えてしまいそうなほど淡くほのかだけど確かに胸にある、温かな香りを閉じ込めました。 ほんの一噴きで、 秋の霞が先を閉ざしてもなお歩くあなたを、橙色の柔らかな西日が照らします。 【品名】香料雑貨 【用途】芳香用 【内容量】3ml(約50回分) 【香料濃度】オードトワレ 【成分】エタノール、香料、純水 【価格】1,980円 【配送】あんしんBOOTHパック(ネコポス)