今回ほぼノンブレーキで突っ走りました。 鬼の一族の次期惣領悠人くん×姉の振りしてそこに嫁いできた東堂さんの悠東です！ 親の顔より見た前編！！この長さで前編？？？（絶望） 10/19 全開ケイデンス39 東7ホール K55a 【金魚風船。】 『恋しあやかし いと美し（鬼に花嫁 前編）』 鬼の悠人×嫁いできた人間東堂/文庫/642p(表紙含む)/2500yen/34.2万字/全年齢 本文サンプル→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=26184150 結婚なんて、したいとか一度も思わなかったし。 ましてやそれで幸せになれるなんて、微塵も思ってはいなかったけれども。 八百万の神と仏と妖どもが跳梁跋扈する日ノ本は戦国、相模の国。 その山奥にひっそりと存在する鬼たちの隠れ里、鬼灯の里の次期惣領たる新開悠人に、ある日突然里長である兄の隼人から命令が下った。曰く。 「結婚しろ。――おめさんには、人間の村から嫁さんを取ってもらうことになった」 元服したてでいきなり結婚、しかも相手は同じ里の鬼の娘ではなく、わざわざ人里から人間の娘を嫁に召し上げるという。 寝耳に水な結婚命令に反発する悠人だが、命令を取り下げさせることはできず、致し方なく祝言の日を迎えることに。 だが――いざ結婚初夜、嫁いできたはずの花嫁は懐剣片手に悠人へと襲い掛かってきた！ 危うく凶刃を躱した彼は、そこで自らの「花嫁」がまさかの男であるということまで知ってしまう。 不利を悟り逃げ出した男をどうにか宝物庫で追い詰める悠人。 しかし、苦し紛れに彼が投げた宝珠に触った途端、二人の腕に不思議な紋様が浮かび上がる。 なんでも、その宝珠の力のせいで、二人は片方が死ぬともう片方も死ぬ、文字通りの一蓮托生の命となってしまったというが……？ 致し方なく暗殺者の男を生かすことにした悠人たちだが、やがてその男の周辺で妙な現象が起こるようになり……。 「教えてよ。……もうオレたち、一応とはいえ夫婦なんでしょ？」 「――お前の角、綺麗だな」 命を狙って狙われて、愛とは無縁の始まりなのに。 どうしてこんなに、お前と傍にいたいのだろう。 ■注意！ ・鬼の次期惣領悠人×姉の身代わりとして嫁いだ東堂（男）の悠東です。 ・東堂さんが女装するシーンがあります。ついでに序盤は髪も長い。 ・定期的に血生臭いシーンがあります。死ネタもちょいあります。いわゆる死に戻り系。 ・東堂さんの過去がだいぶ悲惨です。本当はここまでするつもりはなかったんですが筆が滑った。 ・戦国時代をベースとした和風ファンタジーな世界観です。時代考証を多くの面で丸無視してます。何も信用するな。 ・ほんのちょっとだけ『桃娘鬼譚』シリーズと繋がりがあります。続編とかでは全然なくフレーバー的つながりです。 ・ちょっとホラーなシーンがあります。流血注意。 ・全年齢は全年齢なんですが背景設定は割とアレです。割と人を選びます。