SF小説短編集『小さな青い薬』
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SF小説短編集。B6サイズ74ページ。 『境界複製子、あるいは寿々羅美琴の散布』 高校生の“私”が住む町の海にある日何の前触れもなく氷山が出現した。 それと同時に現れた寿々羅美琴はあの氷山は自分たち異星人の仕業であり、地球に隕石が衝突する未来を回避するために現れたと“私”にだけ秘密を打ち明ける。 『蛇の向こうのあなたに』 遠い未来、地磁気逆転(ポールシフト・イヴ)と地殻変動により人類は地下への移住を余儀なくされた。しかし宇宙線を浴びた影響で体質が大きく変化した人類には、地下深くに潜る生活もまた危険を伴うものだった。揺らぎやすく不安定な肉体に、ミクロ世界の粒子の動きに近づいた人類に今の物理法則の地球は住めないと判断した科学者は、仮想世界の中で仮想世界を創りあげてサーバーも電力も仮想世界自身で賄うウロボロス計画を発足した。 それから四十年後、ウロボロス研究所では死者が出る度にその脳を取り出して仮想世界ウロボロス内で蘇生を試みる実験が続いていたが今まで一つも成功しなかった。そんな中ホッカイドーエリアの永久凍土から生きたまま首を切断された老人“彼”の生首が発見された。 『両手いっぱいの花束と錠剤と』 人類がどろどろに溶けて滅びた後の世界で、“ボク”は博士に頼らずに一人で怪獣を倒せるかどうかのテストを受ける。 植物を身体から自在に生やして強化できる“ボク”の成長を見て、博士は他にも進化した生き残りがいるのではないかと希望を抱く。 あんしんBOOTHパックの一番小さなネコポスサイズにてお届けいたします。