【CoC6版シナリオ】 幽明境を蝕む
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[概要] プレイ人数:1人(+KPC) 想定時間:2-4時間 推奨技能:目星、アイデア、聞き耳 必須技能:執筆に関する技能 備考:ロスト率低 ※KPの裁量に任せるアドリブ部分が多い。 要素:作家×ガチ恋×蝕む 文字を書くということは何を賭けているのだろうか。 血か時間か。 どちらにしても命を削っている事には変わりないのだ。 骨身を削って、あなたはそれでも尚、書き続けるのです。 【注意事項】 本シナリオには以下の要素が含まれます。 プレイ前にご確認ください。 ・死の描写が繰り返し登場します ・精神的に追い詰められる描写があります ・才能の喪失、自己否定的な表現が含まれます ・神話生物の独自解釈が含まれます 【PL向け情報】 あなたは小説家だ。 文字を書く事を生業にしており、文字を書くことを生涯の生きる意味だと信じている。 そんなあなたには好きな人がいる。恋人ではない、ただの憧れの人だ。 それでも、この憧れを恋だと言わずに何といえば良いのか、あなたはどれだけ文字を尽くしてもわからなかった。 サイン会も行った、会えはしないだろうか、と編集に言ってみたりもした。(断られた) KPCという神に近づきたい、近づけない。認められたい、でも認められたくない。 様々な想いが貴方の中で渦巻く。ただ、渦巻くだけで、あなたは文字を書く事しかできないのだが。 インターネットで見た”ガチ恋”という言葉が頭を過る。 いや、ガチ恋、…恋?そんな、まさか、いやでも、憧れてはいる、憧れ…これは憧れの域を超えていないはず… あなたの編集から電話が入る。 「先生、原稿進捗いかがですか?」 ほっといてくれ。 PC あなたは小説家だ。 光にはなれなかった。それでも、光を追い求めていた。 あなたには愛おしい人がいる。恋人ではない。ただ、憧れの人だ。 あなたはKPCに憧れている。 要約:あなたはKPCの大ファンです。 KPC あなたは小説家だ。 名だたる文豪に名を連ね、小説家として活躍している。 記者は称するだろう、あなたは天才だと。 光り輝く人だった。何が劣っていようとも美しい人だった。 月に叢雲花に風、とはよく言うけれど。 煌々と輝く月は散り散りの雲には覆い隠せなかった。 月は満ち、欠けていく。 私はあと何度、あなたを見つめられるでしょうか。 今日だって月はあなたを見つめている。 眩い光。 私の目にはあなたの姿が光り輝いて見える。 君は欠ける瞬間までもが美しい。
権利表記
本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社 KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話 TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION


