【CoC6】朱牟市刑事に贈る福音
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─最善は消えた。それでも進まなければ明日はない─ 『朱牟市警察の危ない二人』の続編です。しかし、前作をプレイしている必要はなく、本作を遊んだ後に危ない二人を遊ぶことも可能です。 ですが、前作を遊んでいる、かつ前作の継続PCで遊ぶ方がより世界観に入り込めると思います。 前作と同じく、新規継続不問の秘匿なし、2PLまたはタイマンの刑事限定バディシナリオとなっています。治安悪めの朱牟市でNPCや相棒とわいわいしながら奇妙な事件の真相を探るバディシナリオ。前作より、シリアスが増えていますが今作も大体暴力でケリがつきます。 また、本編より後味の悪いIFルートのおまけがついてます。
概要
略称:朱福 刑事限定シナリオ(継続可) 人数 1~2人 システム クトゥルフ神話TRPG 6版 時間 半テキ19時間~20時間 ロスト率 低~中 推奨技能 戦闘技能 目星 準推奨技能 言いくるめなどの説得系技能 聞き耳 応急手当 あればドヤれる技能 医学 コンピューター 精神分析
シナリオ概要
貴方達は朱牟市警察署刑事課の刑事、『甘原カズマ』の班に所属、もしくは応援に来ている刑事である。朱牟市は少々治安の悪い街で、変わった事件がよくおこる。 1か月前の深夜、朱牟市の各地で不審な集団が何かをしているといくつかの通報が入った。警察が駆け付けたものの、彼らはその場で自殺していたのが発見された。 そして、その日から朱牟市では市民による犯罪が街中で発生するようになった。犯人たちの共通点は以下の3つである。 ・全員が狂気に冒されていること ・自殺があった夜、朱牟市にいたこと ・ひどい頭痛を訴えている 犯罪は日に日に増えていき、貴方達の班はこの異変の解決を命じられた。
共通HO
貴方達は朱牟市警察の刑事課で甘原の班に所属、もしくは応援に来ている刑事だ。お互いにコンビを組んでいる。今はこの異変の解決のため様々な事件を受け持っているが、最近、新しく事件を担当することになった。なお、通報があった時、貴方達は朱牟市の外にいた。 また、異変が発生してから狂気に落ちた人間を見ているため、このシナリオ中に限り《精神分析》+50(すでに持っている場合は80~90を超えない程度に加算)。
HO1 頭脳/強盗事件の担当者
貴方はこのコンビの頭脳を担当している。タチじゃなくてもそうなった。そして、この異変で発生した事件の一つである『林堂強盗事件』の担当者だ。 この事件はとある民家に強盗が押し入った事件だ。ただの強盗事件として犯人を捜すはずが、犯人が現場から逃げ出した痕跡が一切見つからないのだ。残されていたのは、暴行を加えられ倒れていた被害者の『林堂イツキ』だけだった。発見した時、彼の服と現場には血が大量についていた。だが凶器などは見つからず、現在『林堂イツキ』は自殺未遂を起こして入院している。 そして貴方は事件解決のため、彼の病室に足を運んでいる。 おすすめの探索者 ・刑事の仕事に誇りを持っている方 ・どっちかっていうと頭脳系。もしくは頭を使わざるを得ない人
HO2 暴力/襲撃事件の担当者
貴方はこのコンビの荒事、暴力を担当している。タチじゃなくてもそうなった。そして、この異変で発生した事件の一つである『浜宮家襲撃事件』の担当者だ。 狂気に陥った母が家族を襲った事件だ。幸い死者はいなかったが、容疑者は逃亡中で居所がわからない。その被害者の中でも娘の『浜宮マナ』の周りで容疑者と思われる不審な人影が見られている。また、この事件には前任の刑事がいたが、彼は原因不明の怪我を負い、その時の記憶を失くしている。 貴方は彼女がまた襲われる可能性があるとして、彼女の周囲を警戒している。 その対応の中で貴方は『浜宮マナ』になつかれてしまった。 おすすめの探索者 ・優しい方 ・荒事が得意な方。もしくは荒事に巻き込まれやすい方
舞台について
□朱牟市について 日本にある少々治安の悪い街。読み方は『あかむ』。 この土地独自の伝承や資料、いわくつきの土地が多く残っている。そのせいか怪事件や迷宮入りとなった事件の記録が多く、警察としては恥として対策を考えている。 発展度合いは大都市の近郊くらい。治安さえ目をつぶればまぁまぁ快適に生活していくことが可能。 □探索者が所属する班について 多く発生する怪事件の捜査や迷宮入りとなる事件の減少を目的として設置された。他の係に比べて自由が利くが、危険な事件や事案を担当させられることが多い。 他の刑事たちからは良く思われていないため、面倒な仕事を押し付けられることもしばしば。 名称に困ったら『甘原班』とでも呼んでください。甘原が喜びます。
注意事項
・このシナリオはフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係はありません。また、本シナリオには特定の人物、宗教、思想や心情を擁護、または非難する意図はいっさい含まれておりません。 ・公の場でのネタバレはご遠慮ください。 ・SNSなどに感想を投稿する際はENDA、ENDBのようにエンディングの名前は伏せて投稿してください。 ・誹謗中傷はご遠慮ください。 ・本シナリオや付属データに対しての二次配布、自作発言はおやめください。
USB様主催の『November Dogs』の参加シナリオです。
本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」





