実験公演vol.1「やみとのおもちゃ箱」公演台本です。 脚本の富山やみと・黒森勇二の後書きつき。 内容 １　ドラマティックライフ　脚本・富山やみと 会社員・楠木のもとに突然現れた自称インフルエンサー『ドラマティック中野』。 正体不明な人物が、平凡な日常を「演出」でドラマに変えていく。 うざくて濃いのに、なぜか心が動かされる、不思議な夜の物語。 ２　境界　脚本・富山やみと 精神病院を訪れた大学生。 その言葉に真摯に向き合う精神科医。 交わされる対話の中で欲望と不安、理性と衝動が少しずつ輪郭を表していく心理劇。 ３　シフト管理　脚本・黒森勇二 どこかの一室。来年のシフトについて頭を抱えていた。 体が弱い者、やる気がありすぎる者、気まぐれな者。 顧客のニーズに合わせたシフトづくりとは…？ ４　面接　脚本・富山やみと とある３人が集まった面接会場。だが、それぞれが目指す面接は、まさかの別物だった！ 行き違いから始まる会話は、やがて素直な「本音」を引き出していく。 偶然の出会いが心を動かす、ちょっと不思議な青春群像劇。 ５　恋人たち　脚本・富山やみと 甘い時間、優しい言葉、ふたりだけの秘密。 けれど、それぞれが胸に抱える「正体」は決して明かせない。 嘘と本音が入り混じる恋の駆け引き。 これは、騙し合いの中で生まれた、真実の想いの物語。