
本書「TinyGo Keebook vol.2」は、自作キーボード(Keeb) とTinyGo を組み合わせたイベント「TinyGo Keeb Tour」から生まれました。「TinyGo Keeb Tour」は、はんだ付けとTinyGo によるファームウェア開発という組み合わせで行われています。 TinyGo は、小型マイコンに向けて最適化されたGo の実装です。これにより、従来C言語で書かれていたような処理を、Go らしいシンプルで読みやすい形で記述できるようになります。型安全性や並行処理といったGo の特徴を組み込み開発で活かせるため、新たな選択肢として注目を集めています。 また、TinyGo は組み込み用途だけではなくWebAssembly(Wasm) やWASI のサポートにも注力しています。TinyGo でビルドすることで標準のGo によるビルドに比べてファイルサイズが小さくなることもありWasm/WASI における優れた選択肢の一つとなっています。 本書は、初心者にもわかりやすい構成を心掛けながら、読者が次にトライするヒントを豊富に盛り込んでいます。TinyGo に興味のある方、自作キーボードに挑戦したい方、そして組み込み開発やWasm/WASI を楽しみたいすべての技術者や趣味人にとって、本書が確かなヒントや刺激となることを願っています。 TinyGo Keeb Tour に興味がある場合は以下を参照してください。 TinyGo Keeb Tour 2024 というイベントの紹介 https://sago35.hatenablog.com/entry/2024/10/29/095629 ■ なお書籍内で使用している Gopher については、以下に従います。 The Go gopher was designed by Renee French. The design is licensed under the Creative Commons 3.0 Attributions license. ■ 目次 1. プログラミング不要のzero-kb02活用研究 (あーるどん @rdon_key) 2. Wio Terminal で温湿度を表示する (sago35 @sago35tk) 3. キーキャップをおしゃれさせよう! (micchie @micchiebear) 4. zero-kb02を赤外線リモコンにしよう! (satoken @ken5owata) 5. TinyGo による Wasm ことはじめ (Tam @tam_x) 6. 神経衰弱ゲームのつくりかた (MakKi @makki_d) 7. TinyGo Conf 2025 JAPAN (conejo @_CONEJO / ysaito @ysaito8015) ■ ページ数 : 102 初版発行日 : 2025/11/15
