この世界から色がひとつ消えた日
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にじさんじ所属ライバーの栞葉るりとリゼ・ヘルエスタを登場人物とする二次創作の小説本。文庫本サイズ(A6)の本文90頁。CP表現というほどではありませんが、お互いに重要人物であってほしいという作者の思想が漏れ出ています。表紙絵、表紙裏、付属される栞のイラストはひよぉこさんが担当。 【あらすじ】 ライバーのリゼ・ヘルエスタが世界から消えてしまうという不具合が発生。唯一リゼのことを覚えていた栞葉は問題の解決を図ろうとするものの、徐々に彼女の記憶からもリゼとの思い出が消えていく……。
本文抜粋 (サンプル)
我慢できなくなった涙があふれて、こぼれて、そして消えていった。アスファルトに滴った感情が、画用紙に垂れた絵具のような跡を残す。けれどもその色は、あっという間に世界に溶けてわからなくなる。まるで最初から、そこには何もなかったかのように。 「……どこに、いるの」 顔を上げたわたくしの視界は、何かの色を忘れた景色を映している気がした。白い雲が溶けて混ざった、この季節によく見る青空。昨日まで見ていた空と同じ青をしていると、言い切れない自分が一番怖かった。

