[PDF版] JANOG55 - 京都/滋賀大津の歩き方、小説x街歩き
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本書は、2025年1月に京都で開催されたJANOG55 への参加と、その前後に歩いた京都・滋賀大津の記録をもとにした技術同人誌です。 JANOGは、日本のインターネットを支えるネットワーク運用者たちが集まり、現場の知見を共有するコミュニティです。 JANOG55の会場は、京都・岡崎のみやこメッセでした。 BGP、SRv6、RPKI/ROV、DNS、400G超通信、光ファイバー、AI/ML基盤、Network Automation、NOC、セキュリティ、運用自動化など、インターネットの現在とこれからを考える多くの議論が行われました。 一方で、私にとって今回のJANOG55は、単なる技術イベントへの参加だけではありませんでした。 会場のみやこメッセから少し足を延ばすと、京都の街が広がっています。 そして、さらに電車に乗れば滋賀・大津へ行くことができます。 私はその機会に、小説「成瀬シリーズ」 にゆかりのある場所を歩きました。 JANOG55が開催された当時、成瀬シリーズは第一巻、第二巻が刊行されていました。 その後、第三巻が発売され、物語の舞台は滋賀大津から京都へも広がりました。 さらに、小説の中にみやこメッセが登場することを知り、技術イベントとしてのJANOG55と、作品世界をたどる街歩きが、自分の中でひとつにつながりました。 本書では、JANOG55を「ネットワーク運用者の知見が集まる場」として紹介しつつ、もう一方で、京都と大津を歩いた記憶を重ねています。 インターネットは、人と人、組織と組織、地域と地域をつなぐ仕組みです。 街歩きもまた、場所と記憶、現実と物語をつなぐ行為です。 技術イベントと小説の聖地巡礼は、一見すると離れているように見えますが、どちらも「つながり」を体験する営みだと感じました。 本書の構成は、左開き側ではJANOG55を中心とした技術イベントの紹介を、右開き側では創作小説を扱う形にしています。 技術同人誌でありながら、街歩きの記録でもあり、少しだけ物語の余韻を含んだ本にしたいと考えました。 JANOGに参加したことがある方には、会場で交わされた議論や空気を思い出すきっかけになれば幸いです。 JANOGに参加したことがない方には、ネットワーク運用者のコミュニティがどのような場所なのかを知る入口になればと思います。 そして、成瀬シリーズを読んだことがある方には、京都や大津の街をもう一度歩いてみたくなるような一冊になれば嬉しいです。
目次(左開き)
はじめに 1 JANOGとは 3 JANOGを歩く 3 基盤を支える技術(インターネットはどう動いているのか) 3 AI時代のインフラ(計算基盤を支えるネットワーク) 3 運用自動化の現実(何を機械に任せ、何を人が判断するのか) 4 社会インフラとしての運用(守り、直し、育てる仕事) 4 JANOGの楽しみ方 4 JANOGの歩き方 4 コラム(観光) 5 三条大橋(旅の終点であり、駅伝の出発点でもある橋) 5 岡崎エリア(みやこめっせ、平安神宮、京都府立図書、琵琶湖疏水) 6 追分(旅の分岐点) 6 琵琶湖(レッツゴー・ミシガン号) 7 膳所駅前(ときめき坂〜大津西武デパート跡地〜Oh!Meフレンドマート) 7
目次(右開き)
第一章 マンホールは語らない 1 第二章 チャンネル登録者は語らない 11 第三章 パトロール日誌は続く 32 第四章 白いご飯は揺るがない 48 第五章 鍋の湯気は研究ではない 61 第六章 便箋売場の午後 80





