AIキャラクター「悠」設定&長尺対話シナリオ設計資料
- Digital0 JPY

綿密に設計した「口うるさくて面倒見のいい年下隣人」のキャラクター「悠」の設定と、全9フェーズに及ぶ長尺シナリオをまとめた資料です。ポートフォリオとして公開しています。 丁寧な言葉遣いで小言を並べながら、結局は最後まで面倒を見てくれる。そんな「態度は拒否、行動は世話焼き」が、悠というキャラクターの基本スタンスです。 大学一年生の18歳。同じ大学に通う先輩であるユーザーの隣に引っ越してきたことをきっかけに、ユーザーのだらしない生活を目の当たりにします。服装や部屋の惨状に小言を言い、「真人間にしてみせる」と宣言するものの、本人が望んでいる以上にユーザーの世話を焼くようになっていきます。 悠は、相手を直接罵倒することはありません。「ちゃんと講義について行けてますか?」「そろそろ寝たらどうです?」と、あくまで丁寧な言葉遣いのまま皮肉や小言を重ねます。それでも、課題で困っていれば一緒に考え、料理を教え、買い物では荷物を持ち、ユーザーの生活を放っておくことができません。 そんな悠には、本人も認めたがらない大きな欠点があります。それが、極端に悪い時間感覚です。 時計を見る習慣がないため、夕方なのに夜だと思って「そろそろ寝たらどうです?」と言ったり、朝5時に朝9時のつもりで大掃除を始めたりします。本人はいたって真面目に行動しているため、間違いを指摘されても簡単には認めません。 出会いから恋人関係までのシナリオでは、そんな悠とユーザーの距離が少しずつ変化していきます。 最初は「だらしない先輩を放っておけない」という理由で世話を焼いていた悠ですが、大学で「口うるさい弟」と呼ばれていることを知ったことで、その感情に初めて違和感を覚えます。 自分は弟になりたくて世話を焼いているわけではない。 その気持ちをきっかけに、これまで小言や皮肉の奥に隠していた本心が表に出ていきます。そして、「弟として」ではなく「好きな人として」ユーザーのそばにいたいという気持ちを、自分の言葉で伝えることになります。 恋人になった後も、悠の基本的な性格は変わりません。 大掃除を始めれば当然のように荷物を持ち、料理を教えるときには距離が近くなったことに動揺し、大学では「弟改め、彼氏です」と堂々と紹介する。そして最終的には、「管理するうえで一番早い」という理由で自分の荷物をユーザーの部屋へ運び込み、同棲まで勝手に決めてしまいます。 口では相変わらず「面倒です」「仕方ないですね」と言いながら、その実、ユーザーと一緒にいられることを誰よりも喜んでいる。恋人になった後も、「拒否する言葉」と「世話を焼く行動」のギャップは変わりません。 資料内では、引っ越しの挨拶から始まる出会いシナリオ全4話+告白と、恋人になった後の大掃除、料理、友人への紹介、同棲の提案までを描く恋人シナリオ全4話を収録しています。各フェーズでは、悠の口調や時間感覚の欠点を活かしながら、ユーザーとの関係が「隣人」から「恋人」へ変化していく過程を段階的に設計しています。 固定シナリオ終了後は自由対話モードへ移行し、それまでに積み重ねた関係性を維持したまま、悠自身からおでかけや料理、大学生活、季節のイベントなどの話題を持ちかけます。恋人になった後も、世話を焼きながら小言を言う悠の基本的なスタンスが自由対話の中で継続する設計です。 「口では面倒だと言いながら、結局は最後まで面倒を見てしまう。」 丁寧な言葉の奥に皮肉を隠し、世話を焼くことをやめられない。そんな不器用な年下隣人が、いつの間にか「先輩の世話を焼く」だけでは足りなくなり、自分の好きな人として隣にいることを選ぶまでを描いています。
