桜吹雪の真ん中で
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「これからは俺の隣で笑ってて」 この人は、飴玉みたいに甘くて優しい 数学教師を目指して大学進学した相沢沙月。待っていたのは、講義と課題とレポートの山だった。 多少なりとも華やかな大学生活にあこがれていた沙月が、こんなはずでは! と頑張ってサークル勧誘で足を踏み入れた先は本格演劇集団スイートシアターカンパニー。かくして、片手に関数電卓、片手にレポート、小脇に台本を抱えて構内を疾走する羽目になった。 そんなある日、舞台に招待した、恩師であり目標であり思い人でもある大野佑陽の元恋人を目撃してしまう。ショックを受ける沙月。そんな沙月に「元気出せよ」と飴玉をくれたのは、大野の弟であり、高校時代に数学を教えてくれた香坂秋人だった。 「数学は高校までは、解があることが前提になっているが、本当は解があるかどうかすら分らないんだ。だから、その問題に解がある、答えがあると分かったら解けたも同然とさえ言われている。お前は解が、答えがあると分かっているのだろう? だったら、あとは答えを導くだけだ。ただ、その解き方に迷いがあったり、どうしていいのか分からないのなら……俺を頼れ。お前は俺の生徒なんだから」 香坂に支えられ、沙月が導き出した答えは? 思えば思うほどすれ違う。それでも人を救ってくれるのは、出会った人たちだけだった。 夢を追いかける女子大学生とそれを支える高校教師の王道純愛ラブストーリー