A5サイズ、156頁。 学校では習わないのに、なぜかそれなりに読める「日本人の名前」。 日本人の名前を読む能力は、日本で生活し、人と接する中で、自然に培われていました。一度見ただけの珍しい名前は覚えられなくても、たくさんの人に使われている名前、および名前を構成しているパーツの漢字とその読み方は、経験から徐々に脳に根を伸ばし、いつしか〝常識〟と化していました。 しかし、昨今のＤＱＮネーム・キラキラネーム（筆者はダメダメネームと呼称しています）の氾濫によって〝常識〟が崩れ、「日本人の名前ならばこの漢字はこう読むのが普通だ」という感覚を得にくくなっているように感じます。 よって本書では日本人名の〝普通〟の読み方を習得できるよう、軽快なクイズブック形式でお届けしています。 即効性のある実用書と自負しておりますので、是非御一読くださいませ。