FEDAYIEN IV Complete Version
- Digital0 JPY

1 | DAVADAVADABA (limited) |
初期の月刊不破大輔をスタートさせる際にリリースを準備しようとマスターテープから拾い起こしたものの、こちらの演奏ではなく別の演奏を組み合わせてFEDAYIEN IVとしてリリースしました。 でも実際はこちらの演奏がFEDAYIEN IVのレコーディングとして録音されたものです。 ではなぜこちらの音源は月刊不破大輔版FEDAYIEN IV (2000年) として採用されなかったのか??? それはカセットテープの構造にあります(笑) この演奏はマスターテープをカセットテープに録音したものが現存しており、カセットテープにはリバース前後に空白時間がありますよね? ということは、マスターテープからダビングの際にその空白時間に演奏が乗っかってしまっていて、その空白時間の演奏は永遠に失われたままになってしまいました... 初めて明かす裏話... FEDAYIEN IVリリースから日が経ち、この途切れた音源を聴き直しているとうまく繋げられそうな箇所が見つかったため、ブツ切れ箇所を無理やりつなぎ合わせて途切れない演奏にしました 不自然な箇所がもしかしたらあるかもしれませんが、そこはツッコンじゃダメ、ゼッタイ 不完全ではあるものの、曲としての体裁はできたので 月刊不破大輔最初のリリース10作が詰まったBOX SETのおまけとしてFEDAYIEN IVの2曲と今回の演奏をあわせた3曲でComplete Versionとして封入しました。 そのため、この演奏は初期月刊不破大輔のなかでも、BOX SETを購入した人でないと聴く事ができなかった貴重版です! 例によって、盤面をそのまま復刻しました! このComplete Versionはわざわざ金色の盤面を採用するという特別なこだわりを持っていました。 --FEDAYIEN 1986 to 2000 -- ジャズを大人の嗜みとして楽しむ方はごく少数いらっしゃるかもしれないけれど、そういう方の楽しむジャズとは一線を画す非常に激しい演奏が特徴のフリージャズ。演奏者それぞれの個性がぶつかり合い、反発し融合する。その醍醐味を存分に味わってもらえるのではないだろうか? 聴くだけで体温が上昇するような高揚感、息もつかせぬ疾走感 さすが、鉄道の走る鉄橋の下で電車に負けない音量で演奏の練習を繰り返したと言われるだけに、激しい演奏の中にもまとまりがあり最後まで飽きさせないのはこのためだろうか? 年間何十回とライブを行っていたのに対し、残された音源は少ない... Recored at 1992 - Player "FEDAYIEN" 川下直弘 Naohiro Kawashita / Tenor Sax, Soprano Sax, Violin 大沼志朗 Shiro Onuma / Drums 不破大輔 Daisuke Fuwa / bass