【薄桜鬼 collectionbox】yen&yan(斎藤x千鶴)他4作品
- 【薄桜鬼 collectionbox】yen&yan(斎藤x千鶴)Digital450 JPY
- 【薄桜鬼 collectionbox】男………だから(平助x千鶴)Digital650 JPY
- 【薄桜鬼 collectionbox】微笑みの粒を(沖田x千鶴)Digital550 JPY
- 【薄桜鬼 collectionbox】流れ………流れて………いつか(土方x千鶴)Digital550 JPY
- 【薄桜鬼 collectionbox】流れは雄大で瞬時なり(風間x千鶴)Digital550 JPY

薄桜鬼(無印)の2011年書き下ろしになります。 桜の時期になって懐かしくなり、再販します。 楽しく読めたという方は、お気に入りボタンをぽちっとしていただけると嬉しいです。 次回作品投稿への『やる気』につながります。 (※2024年5月28日付にて、価格変更を行っております。) 【yen&yan】(2011年書き下ろし) 斎藤x千鶴本 DLサイズ:A5、pdf ページ数:14ページ(表紙・追記修正含む) 【男………だから】(2011年書き下ろし) 平助x千鶴本 DLサイズ:A5、pdf ページ数:25ページ(表紙・追記修正含む) 【微笑みの粒を】(2011年書き下ろし) 沖田x千鶴本 DLサイズ:A5、pdf ページ数:19ページ(表紙・追記修正含む) 【流れ………流れて………いつか】(2011年書き下ろし) 土方x千鶴本 DLサイズ:A5、pdf ページ数:18ページ(表紙・追記修正含む) 【流れは雄大で瞬時なり】(2011年書き下ろし) 風間x千鶴本 DLサイズ:A5、pdf ページ数:20ページ(表紙・追記修正含む) ※現在のところはフォトブック等、書籍化販売の予定はありません。 ※作品がたまったらまとめて販売の可能性があります。その時、作成冊数の目安として、お気に入りボタンの数値で判断させていただきます。 ※イベントにおいての販売も本人の諸事情により行わない予定です。
【yen&yan】一部拝見w
『痛いです!!!斎藤さん!!!』 私は眉頭を寄せて、文句を言った。 あまり表情を崩さない顔から、機嫌を感じるのは難しい。 でも、今のは………明らかに腹をたてての行動なのはわかった。 ………私……… 何か悪いこと、したのかしら? 見上げても、視線を受けとめてはくれない。 さっきまでは……… こんなことなかったのに……… ちょっとだけ、頬を膨らませて、私は歩きだす。 『………』 背中に視線を背負いながら、私は無視してどんどん進んでいく。 『………おい』 ………呼んだって振り向かないもん!!! だいたい………【おい】って何よ? 私にはれっきとした【斎藤千鶴】って名前があるんだから!!! ………でも、今日は名前で呼んでも止まってあげない!!! *** to be continued *** 【yen&yan】(2011年書き下ろし) 斎藤x千鶴本 DLサイズ:A5、pdf ページ数:14ページ(表紙・追記修正含む)
【男………だから】一部拝見w
平助くんの前髪が私の頬をくすぐる。 唇を何度もついばむ口付け……… ちょっとツン………とするお酒の匂い……… そっと開いた唇から……… 入ってきた平助くんの舌……… 私は………拒む理由はないから……… 受け入れて、ゆっくりと………求めに応じた。 何回か………絡ませ……… 口の中に広がったお酒の味が、甘く感じられるようになった頃、平助くんの舌が唇から離れた。 最後に軽く口付けて、柔らかく笑う平助くん。 『雪見酒………いいもんだろ?』 『………うん』 ………お互い頬がさくら色なのは……… ………お酒の………せい………? 思わず頬に手を当てて火照りを覚まそうとする。 *** to be continued *** 【男………だから】(2011年書き下ろし) 平助x千鶴本 DLサイズ:A5、pdf ページ数:25ページ(表紙・追記修正含む)
【微笑みの粒を】一部拝見w
沖田さんは、いつもと変わらないちょっと楽しそうな口調だった。 『………理由は………わかるよね?』 『はい』 テーブルには甘味が並べられていた。 天霧さんの手はどうぞ食べて下さい………と、勧めてくれるが、沖田さんと天霧さんの問答から、私は気持ちを反らすことは出来なかった。 無言の時間が何回も訪れ、ようやく決められた約束。 月に一度、この町に来ること。 『この通りの角の簪(かんざし)屋は君菊の遠縁にあたる』 天霧はようやくわらびもちに黒蜜をかけた。 きなこの粉が蜜をねっとりと皿に流し出していく。 『風間様は君たちの生存には今は興味を持ってはいない。 ただ………他愛無く話せる相手のいない千姫にとって、千鶴様は必要な存在なのです。簪屋に月に一度、お姿を見せて下さいませ』 *** to be continued *** 【微笑みの粒を】(2011年書き下ろし) 沖田x千鶴本 DLサイズ:A5、pdf ページ数:19ページ(表紙・追記修正含む)
【薄桜鬼 collectionbox】流れ………流れて………いつか(土方x千鶴)w
『土方さん、お風呂できましたよ』 『おぅ!!!ありがとな』 着物を脱ぎ、湯槽に手を入れる。 少しぬるめに焚いたようだ。 身体に触るといけないと………彼女なりに判断してのことか? 俺は手桶に湯を満たし、身体にかける。 手拭いを湯に浸し、身体を洗い始める………と 『………失礼します』 『!!!ぁあ"』 相変わらずの男装千鶴は、袴を捲り上げて狭い洗い場に入ってくる。 『………何してんだ、お前………』 『………なに………って』 真っ赤になった千鶴は、瞳を泳がせながら途切れ途切れに返事をした。 『背中を………流そう……と』 *** to be continued *** 【流れ………流れて………いつか】(2011年書き下ろし) 土方x千鶴本 DLサイズ:A5、pdf ページ数:18ページ(表紙・追記修正含む) ⇒pixivにて閲覧可能作品です。(追記修正部分の記載はありません。) https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9721678
【流れは雄大で瞬時なり】一部拝見w
もう………半年以上も……… 彼が私にしてくれたのは……… 『………もう………口づけ………してくれないんですか………』 風間さんは………五稜郭以降……… 私に直に触れようとしない……… 『…………』 私の心を描くように………風間さんの口から白煙が吹き出された。 女鬼として……… 血統を全うするために、新選組のみんなの前で奪うと宣言していた風間さん。 なのに………女中が揃えて並べる布団の中、別々に寝る日々が続いていた。 ………求められることはなかった……… *** to be continued *** 【流れは雄大で瞬時なり】(2011年書き下ろし) 風間x千鶴本 DLサイズ:A5、pdf ページ数:20ページ(表紙・追記修正含む)