この本はmodalについてのみを扱ったものです。モーダルの良いところ・悪いところ・憎むべき点・愛すべき点・実装テクニックや愛されるモーダルの作り方を模索する本です。良いモーダルを実装するためのテクニックを紹介します。 この本を手に取られたフロントエンド開発者の方はきっとモーダルが嫌いだという方がほとんどたと思います。 モーダルは開発者からしてもユーザーからしても嫌われやすいUIです。 きっとこの瞬間にも開発者は z-index の管理に頭を悩ませ、ユーザーは操作をモーダルに妨害されています。 しかし、モーダルは悪いところだけとは限らないのです。 例えば現在の入力状況に次に入力するものが変わるような機能の実現や、入力を支援するような機能を実現する場合には、ユーザーによりそったUIになり得ますし、開発者にとっても、実装の容易さから有効なUIと言えます。 また、AppleやGoogleはすりガラスモーダルやハーフモーダルやバックドロップといった、ユースケースに寄り添いつつおしゃれなモーダルを提案しており、モーダルも日々進化しています。 そこでこの本ではモーダルの良い部分にもしっかりと光を当て、モーダルの負を解消するテクニックを皆さんに伝授できれば良いと思います。