夕暮れの日本橋/東京夜景
- 32,800 JPY
大判錦絵 水性多色木版(10版21摺り 和紙:越前生漉奉書) ・イメージサイズ 240×360mm ・紙サイズ 280×410mm 絵師:つちもちしんじ 彫版:柏木隆志 摺り:河合敦史
―日本橋―
2作目の作品として選んだ日本橋は、浮世絵師の歌川広重が「東海道五十三次」「名所江戸百景」というシリーズで何度となく描いてきた江戸を象徴する風景です。 後に川瀬巴水やノエル・ヌエットなど時代時代に版画作品を残してきた絵師も広重の日本橋を意識したと思われる作品を残しています。日本橋にいつか取り組んでみたいというのは、東京の風景を描く事を始めた頃から、ずっと思っていました。なかなか描くに至らなかった理由は、橋の上を高速道路が走っている事でした。もちろん高速道路を描くことで今の時代を表現するという方法もあるのですが、折角、絵で描くのだから高速道路がない風景をイメージして描いてもいいんじゃないかと思い、今回取り組んでみることにしました。 想像した風景に「マジックアワー」と言われている夜に切り替わる前に消えていく太陽が一層強く光り輝く情景が加わったら、さらに幻想的になるのではないかと思い描きました。 つちもちしんじ
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