──きっと、どれだけ魂を注ぎ込んでも、全てを絵描ききることは、できないのだ。 「貴方が花を贈ってくださる瞬間、貴方はフロレンツ(花の都)になる。そうしてその分だけ、私は、音楽の都としての自分を、強く感じるのです」 花束を持って貴族に会いに来るイタちゃんと、花を贈られることに含みを持たせている貴族の話です。無邪気なイタちゃんはいません。ご注意ください。 21年2月14日の、墺web即売会「貴族中心ですよ、お馬鹿さん。」での新作になります。 コピー誌、16頁、お値段100円になります。よろしくお願いしまーす。 こちら、pixivのサンプルになります。よろしくお願いします！ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14661234