サイズはA5二段、本文は約六万文字の全82頁。 値段は1200円予定。全年齢対象。 サンプルhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14726877 以下、内容。 架空の寺院を舞台に、刀剣男士達がドッタンバッタン大騒ぎする話。ゾンビパニック要素ちょっとある。 シリーズの一つですが単体で読めます。 あらすじ 備後にあるさる本丸に、時の政府から『気配を消した時間遡行軍を探知せよ』という命が下る。 遡行軍の行方を探る為、安土桃山時代の大和国へ宗三左文字達は時間遡行する。そこには正史にはない小規模な新興宗教『千手教』の教団があり、それが遡行軍と関わっているのではないかと調査に乗り出す。 教団の寺院は地上の極楽と称しても過言ではない場所で、加州清光ら先行調査組はあっさりと教団に入り込め、着実に探りを進めていったが、ある日、教団に関わった人間が忽然と姿を消し、ついには加州らも姿を消す事になる。 そこでは高潔に見えて残酷な陰謀が陰謀が渦巻いており── ゲームプレイ時期２０２０年６月を想定。 本丸の時間軸としては２２１０年６月。 ※注意事項※ 時代考証、方言、刀剣ネタ含め軽く調べただけなので間違えている可能性あり。 原作にはない捏造、特殊設定てんこ盛り。 霊力及び霊気、加護を便利で都合のいいものとして描写。 古今東西の逸話や神話やお伽噺や伝承をブレンドしている。 価値観や思想について雑談をしている場面が多い。小説と言うより雑談本かもしれない。 暴力表現、流血描写あり。 原作ゲームには存在しない特殊な敵が登場。 Ｂ級ゾンビ映画のノリで人間が沢山亡くなる。 この本は刀剣乱舞二次創作の規約に沿って、個人的に作られたファンブックです。 公式の制作会社・出演者様・その他関係者様とは一切関係がありません。 内容に関してはフィクションであり、実在のものとは一切関係がありません。   　◆読み飛ばしてもいい登場男士一覧◆ 一 宗三左文字（極）　LV46……今回の任務の隊長。本来の所属は二軍という頼れる修行済み打刀。 好奇心から特別任務を請け負う事に。動機は不純だが変則的な隊員を率いる隊長をするにあたって、かつて二軍で隊長を勤めていた頃よりも真面目に取り組んでいる。 二 愛染国俊（極）　LV66……本来の所属は夜戦第一部隊かつ修行済み、という頼れる短刀。 所属部隊が早々に極部隊になれたので、本丸にいるより前線にいる方が多いのではないかと思うほど、ひっきりなしに前線に投入されている本丸最強男士の内の一振り。久しぶりに変則的な部隊に入れてちょっと嬉しい。 三 加州清光　LV75……打刀の中で八番目に顕現した、本丸創立年からいる古参。 普段あまり絡まない男士と共に任務に当たるのは正直、不安だったが、面倒な任務でも取り組む姿勢を審神者に見せる為にも加入を承諾した。しかし隊員と改めて顔合わせした際に、突っ込みは自分だけでは？　とやはり不安になっている。 四 不動行光　LV75……前線部隊に所属していないので修行の許可が下りておらず、もっぱら後方支援をしている短刀。なので普段から甘酒片手に飲んだくれている。 特別任務など面倒で受ける気はなかったが、旧知の間柄の宗三に頭を下げられたので渋々承諾した。常に酔っ払っているが意外と冷静。 五 千子村正　LV75……打刀の中で十四番目に顕現した。特別、早くに顕現した訳でも前線部隊に所属している訳でもなく、更には隊長の宗三とそこまで交流がある訳でもない。しかし宗三は彼がこの任務に向いていると判断し部隊の編入を勧誘、村正もそれを承諾し今に至る。宗三の飾り気のない性格が好きなのも要因だったりする。 六 地蔵行平　LV15……先月、本丸に所属する事になった元政府所属かつ元先行調査員。 特命調査の負い目もあってまだ本丸に馴染みきっておらず、少し浮いているが、元来真面目なので地蔵菩薩の気質も手伝って頼み事は断れない性分。 しかし今回の任務は自分の意思で加わり、事の顛末を見届けたいと思っている。