Nettoyer avec de l'ammoniaque! 第1号
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詩誌「Nettoyer avec de l'ammoniaque!」第1号です。全48頁。190×138mm。 同人:小縞山いう、水下暢也、森本孝徳 ゲスト:藤本 徹
CONTENTS
【詩】 「走っていく走って」藤本 徹 「淡い寝ざめ」小縞山いう 「夏の線だけ」水下暢也 「さかさの絵馬」森本孝徳 【散文】 「九月の朝」藤本 徹 「うつつからうつつまで」水下暢也 「夏猫記」小縞山いう
編集後記 (転載)
●詩誌「Nettoyer avec de l'ammoniaque!」を創刊しました。同人は小縞山いう、水下暢也、森本孝徳の三人。第一号のゲスト執筆者には、『青葱を切る』(二〇一六年)、『あまいへだたり』(二〇一九年)の二冊の詩集を持つ藤本徹氏をお迎えしています。 ●この同人誌、企画として持ち上がったのは水下が二〇一九年初夏にH氏賞を受けた直後のことだったからもう二年もの歳月が経過していて、その間何をしていたかといえば文学的方向性の相違による同人同士の決裂、金銭トラブル、COVID-19を廻る擦った揉んだと一通りのことを経験させて貰ったということもなく、ただただフィジカル面での制作担当者たる僕森本が無精に無精を重ねて怠けていただけで、昨年春先には原稿も全てが揃い、同人会議も十全に為され(最後は第一回の緊急事態宣言突入前だ)、しかるに僕が「ただただ怠けた」という粗相=失態は掲載記事の時制に甚だ深い傷を残すに至った。藤本氏による「九月の朝」冒頭にある「今年の夏」とは「二〇一九年の夏」のことです。弁解の余地なし。同氏には本当に申し訳ない。 ●「Nettoyer avec de l'ammoniaque!」なる誌名は水下の発案に基づく。某仏映画の字幕にあった「アンモニアで清潔に」の標語(警告か?)が不思議と目に焼きついたそうだ。但し原語は記憶していないし、同映画が日本でかかることもそうないから見返せない。やむなし。そんなわけで表紙に慎み深く掲げた「Nettoyer avec de l'ammoniaque!」の文字列は、前述「アンモニアで清潔に」のそれを機械翻訳=DeepLにかけただけの極めていい加減なものである。(森本孝徳)