康綺堂の推察ノートVol.3 特集「個人的横溝ジュヴナイル考」【あんしんboothパック発送】
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サークル「ここほれ」さんが刊行された『諸氏による横溝ジュヴナイルコレクション』全7巻に康綺堂が寄稿した全7回分の考察文に書き下ろしの考察1編を加えて1冊に集成しました。 ※※※「あんしんboothパック」での配送となります。※※※ B6判、表紙・裏表紙色上質最厚口(モノクロ印刷)、本文モノクロ82ページ(表紙・裏表紙除く)、中とじ・くるみ装、挿絵付き。
内容紹介
「怪物のルーツ--『怪獣男爵』と古今東西の名作たち」 『怪獣男爵』の設定、そのルーツを古今東西の名作を頼りに探る考察 「迷宮の扉のすき間から」 本格の風味が強いジュヴナイル長篇『迷宮の扉』を二つの視点から読み解く 『仮面の賊を追って--『夜光怪人』にまつわるエトセトラ』 戦後の『夜光怪人』と戦前の『幽霊鉄仮面』『深夜の魔術師』の共通項を探る 『あるいは両手いっぱいの三津木--三津木俊助とそっくりさんたち ジュヴナイル編』 敏腕新聞記者・三津木俊助の「そっくりさん」たちについての考察・ジュヴナイル編 『虚栄の代償--『蠟面博士』と終生のテーマ』 リライト前の『蠟面博士』とある二つの横溝作品から見えてくるルーツとは 『紳士盗賊の「正体」--『怪盗X・Y・Z』と『幽霊騎手』』 横溝作品史上稀にみる正統派紳士怪盗を巡る戦前戦後作品の相似と比較 『太陽児の横顔』 事実上戦前期最後の横顔ジュヴナイル長篇作品から読み解くルーツと時代背景 『金田一耕助の復員考--ジュヴナイル編』 金田一耕助が登場するジュヴナイル作品から復員・引揚が大きく関わる作品をピックアップして考察を試みる書き下ろし