夢中夢酩酊 —————————————————————————————————— このシナリオは、「クトゥルフの呼び声—クトゥルフ神話ＴＲＰＧ—」に対応したシナリオです。 内容はＰｖＰ気味、酒のみ茶番クローズドシナリオで、 ＫＰとＰＬのタイマン、もしくはシナリオ管理役のＫＰ、 他ＰＬ２人によるタイマンというシナリオ形式になっております。 ロストは展開としてはあれど、作為的に狙うなりしなければほぼほぼ無いといっても良いでしょう。 前提として登場する探索者はそこそこに相手の事を知っている程度の仲である事が推奨されます。 恋人や悪友、友人や腐れ縁など。ただし、相手の何もかもを理解しているくらいに深い仲よりは、 「わかっているつもりになっている」くらいの相互理解に齟齬がある程度の関係だとより面白いかもしれません。 内容に多くのギミックや特殊ルールを含み、ＰＬにＲＰの制限などがかかる事もあります。 それらの内容を許せる心の広い方、どうぞ楽しんで頂ければと思います。 時代は現代ルール（クトゥルフ２０１０）を準拠に考えていますが、 カクテルを飲める場所があるのなら、多少いじってどんな時代背景でも出来るかなと思います。 推奨技能　 【目星】程度。他はアイデアや知識などで代用可。 【心理学】なども使いどころがあります。 制作【カクテル】なんてあれば良い所を見せられるかもしれません ————————————————————————————————— 　ある時、二人は口論なりが白熱してか。 　もしくは相手を思いやっての事か。 　何かをはぐらかしての事か、 　知られたくない事があったが故か。 　理由はさておき、心にもない事や、隠し事。 　つまる所、本心を偽ってしまった。 　そして、そのまま別れてしまった。 　普段ならばそんな事は気にならないかもしれなかったか、 　何故だか今回は心にどんよりと不可解な重たいものを感じる。 「何故、本当の事を言えなかったのだろう」 「何故、嘘をついてしまったのだろう」 「何故、隠してしまったのだろう」 「本当はそんな事、思っていない筈なのに」 　罪悪感にかられつつも、家へと帰る。 　…それからの事はあまりよく覚えていない。 　胸の奥が不自然に重たくて、重みが重力に耐え切れず 　深く深くに沈んでいくかのような感覚だけが残っている。 　…ふと気がつくと、君たちは不思議なBARにいた。 —————————————————————————————————— 権利表記 本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION