動画のドット変換ソフト「NeSpriteMovie」
- 1,200 JPY
動画をドット変換するWindowsソフトです。 NeSpriteの動画版です。 本ソフトを使用して作った動画↓ https://youtube.com/shorts/vzQ_3XZ6cuI?si=TC871b1TT4Gw8V7y 対応ファイル 読み込み・・・MP4,AVI 書き出し・・・MP4 ※Windows11でウィンドウサイズの不具合が発生しました。 応急処置としてユーザーがウィンドウサイズを調整できるようにした「NeSpriteMovieWin11.zip」というファイルを追加しました。 ※処理にかなり時間を要します。変換のコツとしては、 1.動画の解像度を1280以下にする 2.フレームレートを15ほどに落とす 3.長い動画を読み込まず数秒の動画にカットする(シーンごとに最適な設定が異なるためこの方がクオリティも上がります) 4.フリーズすることがあるため変換中は本ソフトを操作しない
使い方
1. [FILE]から動画を選択 2.パラメーターの調整 (コントラストと彩度を上げると綺麗に仕上がりやすいです) 3.[PREVIEW]で変換後の画像を確認 3. [RUN]ボタンを押して実行 実行中はコンソールに 「Run...」と表示されます。 処理が終了すると 「Completed,(出力動画サイズ)」が表示されます。 「Run...」と「Completed,()」の間に「pass」と表示されることがあります。 これは、フレーム間で誤差が少ない或いは同じフレームの場合処理をpassして前のフレームを継続して書き込んだことを意味します。
詳細
パラメーター (WIDTHxHEIGHT)/・・・動画の縮小率。 CONTRAST・・・コントラスト(0.1~3.0) SATURATION・・・彩度(0.1~3.0) BRIGHTNESS・・・明るさ(0.1~3.0) EROSION・・・白画素の収縮(輪郭線の強調) DIFFERENCE・・・誤差のしきい値 DITHERING・・・ディザリングON MATRIX・・・ディザリングに使用する配列 MAX・・・ディザリング閾値の最大値 MIN・・・ディザリング閾値の最小値 Output Scale・・・1ドットを何倍の大きさで保存するか PREVIEW 変換後のプレビューが表示されます。 [ OPTION ] - Dithering Invert Threshold・・・閾値の反転 Addition・・・ディザリングの計算方法を加算に(デフォルトでは減算) [ Palette ] Palette List・・・リストからパレットを選択 Create a Palette from .pal・・・.palファイルからパレットを作成 Creating a Palette from an Image・・・画像からパレットを作成 Palette List ★Console・・・(NES,DMG,GBC,Commodore64,PC Engine) ★Monotone・・・(Green,Aqua,Blue) ★Lo-Fi・・・(Vintage,Neon1,Neon2) ★Others・・・(Nostalgic,Retro)
注意
・本ソフトの利用により発生したいかなるトラブル、損失・損害に対しても責任を負いません。 ・本ソフトはWindows専用ソフトです。 ・Windows11でウィンドウサイズの不具合が発生しています。NeSpriteでも同様の現象が起きているため、不具合が発生するかの確認にはNeSpriteの動作確認用を使用してください。
仕組み
動画をドットに変換する場合、1フレームずつ読み込み画像のドット変換を行うことになる。 ドット絵に変換する際、一般的に色数を制限、減色処理を行う必要がある。 しかしこの処理を行うとフレームごとに使われる色が変化し、チカチカとしたものになる。 この問題を解決するために生まれたのがNeSpriteMovieになります。 これはあらかじめパレット(使う色)を決めておき、画素に対してパレットの中から近似色を計算して置換します。