A6ノート「さくらもち」【Jフラット60P】
- 3,100 JPY
「さくらもち」 福井県の和紙は、越前和紙。 越前和紙を繋ぐ和紙漉き職人さんによる、紙のイベント「ワシマ」。それはもはや紙好きには極楽な風景が広がっている。 年1で開催していることを知ったその年にオンラインで仕入れを一緒にした。 届いた包みから出てきたなんとも言えないミニサイズの紙を見た時、Jにはその紙たちが桜餅にしか見えなかったそう。 洋紙にも似た色はあるけれど、どうやっても同じにはなれず、洋紙には出せない落ち着いた質感と侘び寂びが表紙に選んだ紙から感じられました。それがすごく良かったのです。 静かに紙漉きさんへの敬意と和菓子への愛もこめた1冊です。 上製本ですが、できる限り西洋を感じないような仕立て方にしています。 【厚めの紙を中紙に使い、ページ少なめの60Pで作りました。】 _____________________ 「フラットなノートを目指して!」 上製本の製本経験ゼロのくらやアルバイターJとかみーの!のふたりが一緒に勉強や実験をしつつ腕を磨いていこうという作品が「Jフラットノート」です。 表紙や中紙に肌触り、色、でこぼこ、模様の違うファンシーペーパーを混ぜて製作します。 ノートに使用する紙から花布、しおり紐までJが選んでおります。 味わいのあるJのノートをお楽しみください(゜ω゜) 今回のノートの表紙には山伝製紙さんの和紙を使用しました。福井県の越前和紙は日本三大和紙でもあり、紙をこよなく愛す紙好きには聖地のような場所です。かみーの!が昔から馴染みがあって好きな山伝製紙さんの紙はひっかけ(無地の紙の上にきらきら光沢のある繊維で模様がつけられた紙、菊花模様や青海波模様で見かけたことがある人もあるはず)。模様はキラキラと光るのに、全体的に模様も地合いも計算されたマットな色味にラフな質感が不思議でよく眺めていました。 今回はその不思議でたまらない色味と質感がギュッと詰まった無地2色を使いました。少し厚みがあるので貼り合わせの重なった部分に段差がついています。 見返しは素朴な風合いが残る洋紙です。無地ですがふんわかと温かみの感じる手触りにあせたアースカラーがたまりません。 中紙は鳥取の和紙を使用しました。チリ入りの和紙です。 チリとは和紙づくりの際、取り除かれる外側の皮や色が付いている部分、コブなどなど。これらを丁寧に取ることで白くて耐年数の高いいい紙になります。普段は意図する紙以外には漉き込まれず捨てられたり火を焚べる材料になったりする部分です。チリが漉き込まれることでとっても心地よくて温かみを感じる紙になります。今回は厚みのある紙を使いました。厚くてもどこかやわらかみのある不思議な質感をお楽しみください✌️ 中紙は繊維質のものが入っており、ふんわりした質感のため万年筆では書きにくく、にじみやすいです。ささっとサインペンのような太めのペン先で短時間で書くことや、ハンコを押したりすると味がありますし、絵を描いたり、作品撮影用のミニ台紙、お出かけのお供用のメモとしても使えます。文字をゆっくりと綴りたい時はボールペンをおすすめします(*´ω`*) ジャンクジャーナルやスクラップはかなり相性よいと思います。 ************************************************** original NOTE【Jフラット】 「さくらもち」 サイズ: 約A6サイズ(本文: 14.9×10センチ) ページ数: 60P フラットさ:★★★ *2023年1月制作 ・背糊製本しています(*´ω`*) #A6 #ポケットサイズ #手帳 #ミニノート #手製本ノート #メモ #紙たくさん #旅ノート #イラスト #水彩画 #万年筆 #インク #ノート #背景素材 #スクラップブック #紙 #メッセージブック #クラフトブック #トラベラーズノート #万年筆で書いてみたい #俳句 #川柳 #スタンプ #アイディアノート #アイディアメモ #はんこ #上製本 #ハードカバー #フラットに開く(目標) #紙博 #インクノート *2024.03.14に売り切れました。ありがとうございます(*´ω`*)